メガソフト・データセンターでは毎週3Dパーツを公開しています。今週はリリカラの壁紙が追加されました。

今回の新着パーツを使うにあたりとてもクラシックなインテリア空間を作りました。
巾木、回り縁、腰壁のディティールにご注目。いつもはデフォルトサイズの巾木は150mm高さに、廻り縁は100mmに、腰壁もつけました。

なぜなら、新着パーツの壁紙はあの！ウィリアムモリス柄だからなのです。
約150年前に生まれたデザインが今も使われているなんてとても驚きますね。

腰壁から上に一面「ウィロー・バウ」の柄の壁紙（LY壁紙AF08）を選びました。デザインされたのは1887年です。
ウィローとは柳のこと。日本でも柳の木は珍しくありませんので、この美しい柄の人気が続くのも頷けますね。

本当に忠実に柄が再現されています。
実際のインテリア計画でも本当にモリスファンの方は、どのお部屋にも採用してくださいます。

しかし、壁紙はどこで柄を切り替えるかも悩ましいところです。
建具があって明確に違う部屋であれば、全く違う柄でも採用することは可能です。一方で、「開口部のみで仕切られた空間だけど、柄違いを採用したい」という希望をいただくことも。

その場合は上の写真のように開口部に枠を付けましょう。
3Dデータでは、垂れ壁プロパティで壁の高さ400mm、枠ありにチェックマークを入れ、厚みを25mmに設定しました。

ちなみにこの開口枠の奥の部屋にも新着壁紙の「ピンパーネル」（LY壁紙AF07）を貼ってみました。デザインされたのは1876年です。

書斎のように使える空間として4畳の空間を。
先ほどのピンパーネル柄で全面貼ってしまうと柄が迫って見えて圧迫感を感じることもあるので、残りの三面は無地でコーディネートしました。

そして書斎やリビングから続く部屋として寝室を。
言わずと知れた「いちご泥棒」（LY壁紙AF01）の柄を貼りました。1883年のデザインです。

何を隠そう私もモリスファンの一人。コラムにもつい熱が入り各柄のデザインされた年代まで入れてしまいました。

美しい柄の壁をぜひ3Dでも実際の空間でもお試しくださいね。

※新着パーツ（テクスチャ）はテクスチャパレットの一番下で見つけやすくできます。 「名前順」や「サイズ順」になっていれば「新着順」に、さらに「クラウド素材」にチェックを入れてご確認ください。

※データセンターについて

メガソフトの3Dデザイナーシリーズに収録されている住宅素材データを含む、59,000点以上のデータ（3Dオブジェクト）を提供しているインターネット上のダウンロードサービスです。

2025年6月25日（水）、7月2日（水）公開の新着素材です。ぜひご利用ください。

◆2025年6月25日（水）
リリカラの床材
　　床材(35点)

◆2025年7月2日（水）
リリカラの壁紙
　　壁紙(39点)

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