一級建築士に聞いた ケース別間取りプラン 二世帯住宅
一級建築士に聞いた ケース別間取りプラン 二世帯住宅

二世帯住宅の間取り(50坪前後)

プライバシーを守りながら、お互いの気配を感じる間取り

子供たちも思春期なので、普段はお互いにプライベートな空間で過ごしたいのですが、全く両親の様子がわからないのは不安です。
生活音が聞こえ、気配が感じられる二世帯住宅の間取りがいいです。たまにはリビングに集まって家族揃って団らんがしたいです。
その上、光熱費も抑えられるそんな家をお願いします!

二世帯住宅とは言え、プライバシーは大切。
だけど、ご両親のことが心配なのもよくわかります。
お互いが心地よく暮らせ、電気代も抑えめに。
そんな間取りを考えました。

二世帯住宅 完全分離型 外観パース
家族構成 6人家族
【夫婦(40代)】+【子供2人(中高生)】+【父親、母親】
土地面積 175.01m2~179.82m2(52.94 坪~54.39 坪)
建蔽率 / 容積率 50% / 100% 建築条件なし、前面道路公道約4.6m 南向き 郊外
予算 約4,000万円

二世帯住宅の間取り

建築士による二世帯住宅の間取り解説

1階が親世帯、2階が子世帯の二世帯住宅の間取りです。
私が取り組んでいるエコハウスを意識して外壁(断熱層)を厚く、太陽熱の取り込みのために南側の窓を大きく計画しています。

二世帯住宅の間取り

子供部屋は小さいですがロフト付きで立体的に使えるように計画。 建蔽率の条件がなかなか厳しいですが、1,2階の外壁がそろった総二階とすることで最大限の室内空間を確保した間取り。
また、総二階は構造的にも安定し、外気に接する部分が少なくなり省エネになります。

二世帯住宅の間取り

子供部屋は小さいですがロフト付きで立体的に使えるように計画。
建蔽率の条件がなかなか厳しいですが、1,2階の外壁がそろった総二階とすることで最大限の室内空間を確保した間取り。
また、総二階は構造的にも安定し、外気に接する部分が少なくなり省エネになります。


3Dで二世帯住宅の内部をチェック!


ウォークスルーで二世帯住宅の内部をチェック!


二世帯住宅の間取りに関する質問と回答

親世帯と子世帯と完全分離になるとはいえ、それぞれの世帯でやはり気にかけて生活したいのが光熱費です。今回エコハウスということなので、光熱費用も通常の住宅より抑えることができるのでしょうか
南面がガラス張りだということで、夏は空調が効きにくいなど、そういうことはないでしょうか。

光熱費のうち暖房費については気密断熱性能の向上、日射熱の取り込み、熱交換換気システムなど高性能な設備の導入などにより、家全体の暖房を行っても、次世代省エネルギー基準 (長期優良住宅の認定に必要になる程度)の住宅の半分以下となります。
また、夏季の冷房費は日射熱を取り込むと増加しますので、南側の窓は庇やバルコニーを設けて、太陽高度の高い夏季は日射を防ぎ、太陽高度の低い冬期は取り込むようにしています。
コントロールの難しい東西の窓は、通風などを考えた上で最小限に抑えています。
このような工夫・パッシブデザインを設計に盛り込んだ上ですべての家で温熱性能のシミュレーションを行い、私の活動する北国青森県でも、年間を通して光熱費が1万から2万円の間に収まるよう設計を行っています。

プライバシーもきちんと守られる間取りな上に、エコ住宅という事で、お財布にも地球にも優しいのも嬉しいです。
素敵な二世帯住宅の間取りをありがとうございました!

建築士:家工房一級建築士事務所 代表 上野真二

自分たちでも自由に間取りを作成してみたい!
そんな時は3Dマイホームデザイナーがおすすめです。


詳しくはこちら
twitter
facebook