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3Dマイホームデザイナーの視点設定使い方ガイド
2025.05.01
「視点移動が思うようにいかない…」と感じている方へ。
3Dマイホームデザイナーの最新版では、視点変更ツールが外観・内観で切り替えができるアップデートが入りました。
特に「内観モード」では、まるで室内を歩いているかのようにスムーズに移動できるようになっています。また、右ドラッグによる“見回す”操作が可能になり、マウスだけでより直感的な視点移動が実現しています。
このコラムでは、外観・内観モードそれぞれの特長やマウス操作の違いをわかりやすく紹介し、従来の操作に慣れている方への対応方法もご案内します。
マイホームデザイナーの視点変更機能とは?
外観モードと内観モードの違い
3Dマイホームデザイナーでは、建物をさまざまな角度から確認できるように「視点変更ツール」が用意されています。
最新版では、「外観」と「内観」で視点の操作方法を切り替えることが可能になりました。外観モードと内観モードでは、使えるツールボタンとマウス操作が異なります。以下に主な違いを整理しました。
外観モード(従来の操作スタイル)
外観を確認するときには「外観モード」を使用します。
建物の外観を回転させたり、近づいたり、離れたりすることが可能です。
ツールボタン:回転/ズーム/スクロール/見回す
マウス操作:
左ドラッグ → 選択中のボタンの操作
右ドラッグ → 回転
ホイール回転 →ズーム( 拡大縮小)
ホイール押し込み →スクロール( 垂直移動)
外観モードでは、右ドラッグでは「回転」のみ対応していたため、「見回す」ためには専用ボタンを毎回選ぶ必要がありました。

▼スクロール
パース図上で上下左右にドラッグすると、ドラッグした方向に移動します

▼ズーム
パース図上で下にドラッグすると建物に近づき、上にドラッグすると遠ざかります

▼回転
パース図上で上下左右にドラッグすると、建物全体を回転させて視点を変更できます

追加された<内観モード>!歩くような視点移動が可能に
「内観モード」に切り替えると、室内を歩くような自然な視点操作が可能になりました。これにより、実際の動線や見え方をよりリアルに確認できます。
ツールボタン:見回す/水平移動/垂直移動
マウス操作:
左ドラッグ → 選択中のボタンの操作
右ドラッグ→ 見回す
ホイール回転 → 垂直移動
ホイール押し込み → 水平移動
内観モードではマウスの右ボタンを押したまま マウスを上下左右に移動することで「見回す」操作が可能になったため、専用ボタンを選ばなくてもその場で室内を見渡すことができます。
マウスだけで操作が完結するため、慣れればより快適に室内確認ができるようになります。

▼水平移動
パース図で上下左右にドラッグすると視点の向きはそのままに、ドラッグした方向に視点を移動できます。外観モード時のスクロールとは違い、前後移動も可能です。なのでパース図で上下左右にドラッグすると、室内を歩いているように視線を移動します。

▼垂直移動
パース図で上下にドラッグすると、今いる場所で視線を上げたり下げたりします。

▼見回す
パース図で上下左右にドラッグすると、今いる場所で室内を見回せます。

内観モードでも「回転」機能が使いたい場合
Shift+右ドラッグでの回転方法
内観モードのまま、家全体を回転させたいという方には以下の操作方法がおすすめです。
Shift+右ドラッグで[回転]の操作をおこなえます。
[Shiftキーを押しながら、マウスの右ボタンを押した]状態のままで、マウスを動かすだけで、家全体を回転させることが可能です。
従来のマウス操作のまま使いたい方へ
「新しい操作はちょっと難しい」「前のマウス設定の方が慣れていて使いやすかった」という方もご安心ください。
外観モードに切り替えることで、従来のマウス操作がそのまま使えます。
右ドラッグで回転
ホイール回転でズーム
ホイール押し込みで上下左右への移動
ご自身の操作スタイルや作業内容に合わせて、外観モード/内観モードを柔軟に使い分けるのがポイントです。
鳥瞰視点⇔内観視点の切り替え方法
アップデートにより、新たに加わった便利機能として、鳥瞰視点と内観視点をボタンひとつで切り替えられるようになりました。
鳥瞰視点での全体確認
室内で[鳥瞰]ボタンをクリックすると、フロア全体を俯瞰で確認できます。
鳥瞰から「着地」ボタンをクリックすれば、すぐに内観視点へ。
家具の配置や空間全体のバランスをチェックしたいときに便利です。
※「着地」ボタンをクリックすれば、視点を室内に戻すことができますが、着地場所は任意に指定できません。着地後、[登録視点リスト]から見たい部屋を選ぶことで、あらかじめ登録しておいた視点に素早く移動できます。
着地機能で目線の高さを自動調整
視点の高さがずれているときでも、着地ボタンをクリックすると自動で視点の高さが1500mmに調整され、快適に操作できます。
より使いこなすために|クイックガイドの活用
3Dマイホームデザイナーには製品をより使いこなしていただくための、クイックガイドもご用意しています。
各ソフト内に収録されていますので、操作で迷ったときや新機能を試したいときにぜひご覧ください。