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- コラム
- 「屋根作成ガイド」で複雑な屋根形状も思いのまま!

3Dデザイナーシリーズの屋根作成機能は、階ごとに片流れや寄せ棟、陸屋根などを、プルダウンメニューから選択することで自動生成できるため、複雑な屋根形状も思いのままに再現できます。
また、屋根の作成方法を解説した「屋根作成ガイド」もご用意しています。
「屋根作成ガイド」とは?
屋根作成ガイドはソフト内に収録されており、間取り画面[屋根作成]パレットにある「屋根作成ガイド」をクリックすると表示されます。
屋根を一面ずつ手動で作成する場合は、手書き図面やCADソフトで屋根伏せ図を描くときと同じような手順で進めます。
ただし、3Dデザイナーシリーズは立体的に建物を確認できる3Dソフトなので、作成した屋根伏せ図に対して勾配やGLからの基準位置の高さなどを正しく設定しておかないと、立体化の際に屋根が正しく表現されません。
「屋根作成ガイド」では、屋根面を作成するために必要な情報や操作方法、屋根伏せ図の作成例を解説していますので是非ご活用ください。

自動生成される屋根を編集し作成する
屋根パレットの[手動屋根]ボタンをクリックした直後は、寄棟屋根や切妻屋根などの自動生成で設定していた屋根伏せ図が編集できる状態になります。
作成したい屋根が、この自動生成された形状に近い場合は、それを元に調整することで効率よく設計できます。
屋根作成ガイドでは以下のような多様な屋根形状の作成例が紹介されています。

・入母屋屋根
・大屋根
・切り妻・片流れ混在屋根
・切妻L型屋根
・腰折れ屋根
・三方パラペット屋根
・隅切り屋根
・段違い屋根
・棟違い屋根
・勾配が混在する屋根 など
ゼロから作成したいときは?
作成したい屋根伏せ図に近い屋根が自動生成される屋根形状にないときや、手元に屋根伏せ図があり、それを見ながら作成するときなどは、編集可能になった自動生成の屋根伏せ図を削除してから作成します。
屋根が作成しやすいガイド線の引き方などのワンポイントアドバイスも記載しているので是非チェックしてくださいね。