キッチンを設計する

キッチンを設計するには、まずクライアントの嗜好からイメージ・スタイルを決めます。
次に、現場の状況やクライアントの要望に基づき、キッチンの面積、他の空間との繋がり方、レイアウトパターン、収納方法等を検討します。

ここでは広さ:3.55m×2.5m(芯々寸法壁厚100mm)天井高:2.4mの共通した条件で、キッチンのレイアウトの種類、空間のつながり方を組み合わせて異なる典型的な例を3つ紹介します。


● L型 + セミオープンタイプ 案

L型+セミオープンタイプ

キッチンとダイニングの間にアイランド型の配ぜん台を設置し、動線が長くなりがちなL型の欠点を補い、使い易くなっています。
シックな感じにまとめました。


下図左はキッチン入り口から、 下図右はカウンターからコーナーをみた眺めです。


L型+セミオープンタイプキッチンからリビングを見る L型+セミオープンタイプリビングからキッチンを見る
L型+セミオープンタイプ入り口からの眺め


左図はダイニングからみたキッチンです。
両面使いの吊り戸棚で適度に視線を遮りながらも空間の連続性が高くなっています。



L型+セミオープンタイプ平面図


平面図でみるキッチンです。
キッチン中央(平面図内の十字)に立ち、見回した図は下図になります。
キッチンからダイニングの様子がうかがえます。


L型+セミオープンタイプ平面図AからみたキッチンL型+セミオープンタイプ平面図BからみたキッチンL型+セミオープンタイプ平面図Cからみたキッチン

●レイアウトの種類 L列型   ●空間との繋がり セミオープンタイプ