家づくりポイント

家事ラクを叶える回遊動線の間取り

間取りで印象的だったのが、「洗面室⇔ファミリークローク・パントリー⇔キッチン」が一直線でつながっていること。ぐるりと回遊できる動線が、日々の家事を驚くほどスムーズにしてくれます。

朝の忙しい時間帯も、ぶつからずに動ける

家族全員が同時に動き出す朝の時間帯。
洗面室で顔を洗ったり、身支度をしたりする横で、朝食の準備やお弁当作り。
そんなとき、この動線なら「洗面室」から「キッチン」「ファミリークローク」へと無駄なく動けて、作業が重なってもぶつからない。朝の家族の動きが自然と整理され、気持ちにもゆとりが生まれます。

買い物帰りの食材もスッと片付け

スーパーから戻ったら、玄関からすぐにキッチンへ。
キッチンに直結したパントリーに、そのまま食材を収納できるので、冷蔵品や常温ストックもすぐ片付きます。「荷物を抱えてうろうろ…」という負担がなくなり、買い物のあともスムーズ！

洗濯→収納が一気に完結！

洗面室で洗濯をして、その場で干したり乾燥機にかけたら、隣接するファミクロにそのまま収納。
さらに、タオルや肌着など使用頻度の高いアイテムは、ファミリークロークの棚にまとめておけば、必要なときにすぐ手が届くのも嬉しいポイント。
洗濯・乾燥・収納までの流れがワンエリアで完結することで、家事の「移動時間」がグッと短縮されます。

リビングとフラットにつながるウッドデッキで、暮らしがもっと自由になる

このお住まいには、リビングの掃き出し窓からそのまま外へ出られるウッドデッキが。
ポイントは、リビングの床とウッドデッキの高さを揃えたこと。
たった数センチの段差をなくすだけで、暮らしの快適さがぐんと広がりました。

室内と屋外がゆるやかにつながる

床の高さをそろえることで、リビングからウッドデッキへの移動がスムーズで自然に。
開放感が生まれ、「もうひとつのリビング」のような感覚で外の空間を楽しめます。
春や秋の気持ちいい季節には、窓を開け放ってウッドデッキでティータイム。室内と屋外の境界を感じさせません。

多目的に使える“外の居場所”

リビングとつながるウッドデッキは、もうひとつの居場所に早変わりします。

朝のコーヒータイム、おやつを楽しむひととき、仕事の合間に外の風を感じてリフレッシュ…。
そんな何気ない瞬間が、この“外の居場所”によって生まれます。

室内だけでは完結しなかった時間の使い方が自然に増え、「この家でどう過ごすか」のバリエーションが広がっていくでしょう。