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水勾配(みずこうばい)

外構・エクステリア用語集

 外構・エクステリアでよく使われる用語について解説しています 

 水勾配(みずこうばい)

雨水や汚水などが、流れるようにするための勾配のこと。駐車場・アプローチ・バルコニーに水勾配が必要とされている。 水勾配があることで雨が自然に流れて水たまりができにくくなり、早く排水できるようになる。勾配は1~3%程度であり、体感で傾きは感じにくい。

もし、水勾配がない場合は様々な問題が生じる。
・水はけが悪く、カビやコケが発生しやすい
・駐車場ではタイヤが水はねを起こし、周囲が汚れる
・コンクリートやタイルが劣化しやすい
・水たまりで滑る、冬場に凍結して転ぶなど、子どもやお年寄りは特に危ない

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間口

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 間口

「間口」とは土地(敷地)が道路(公道)に接している部分を指す。別名にスパン、フロンテージともいう。家を建てる場合、道路と接する間口は2m以上確保することが建築基準法で決められている。特に「旗竿地」において間口の幅は重要になり、2メートル未満の敷地では建築不可能となる。

■間口が広い家のメリット
・設計の自由度が高い。玄関横に土間収納を設けたいなどの希望があれば必然的に間口の広さが必要になる。
・採光や通風を確保しやすい。
・駐車がしやすい。また、並列駐車や家屋の横に駐車場を設けるなど自由度も高い。

■間口が狭い家のメリット
・日当たりがよくないなど、避けられる傾向にあるため比較的土地が安い。
・道路から離れ、近隣に住宅が建っている環境の場合は、接道する道路の交通量が多くても騒音が遮られ静かな環境になる。

間口
▲上図の角が切られた隅切りがある場合は、「隅切り部分を含めた長さ」を間口距離とします。
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枕木

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 枕木

本来は鉄道のレールの下に横に敷き並べる部材のこと。独特のアンティークな雰囲気と耐久性が高いところから、エクステリア素材としても再利用され活躍するようになった。

木調が家とマッチすることから、合成樹脂などでさまざまな素材で表現されている。
道路から玄関扉までの間のアプローチに飛び石のように使用したり、等間隔に立ててフェンスのように活用したりと、様々な使用例がある。

枕木
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ポーチ

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 ポーチ

建物の入り口で、建物の屋根とは別の庇(ひさし)を持ち建物の外壁から突き出している部分。外壁をへこませ空間を造り、くぼみの内側に玄関ドアを設けた場合もその空間を「ポーチ」ということもある。

玄関ポーチは、建築面積(施工面積)に含まれ、敷地入り口から玄関までの路になっているアプローチは、建築面積(施工面積)に含まれない。

ポーチ
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フェンス

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 フェンス

垣根・柵・塀など、敷地内と外部を仕切る囲いのこと。主に、近隣の方や道路からの視線を遮るために設けることが多いが、下記のメリットデメリットがある。メリットデメリットを理解したうえで、フェンスの種類や高さを選ぶことが大切。

■メリット
・目隠し効果でプライバシーを守れる
・敷地の境界線を区切れる
・ペットが脱走するのを防ぐ
・デザインを重視したフェンスにすると、庭や建物を引き立たせることもできる

■デメリット
・人の侵入を防ぐことができるが、一度侵入されてしまうと外側から見えなくなる
・風の影響を受けやすいため、台風などの自然災害で倒壊、破損する恐れがあり危険
・庭の日当たりが悪くなり、カビや苔が生えお手入れの手間が増えてしまう

フェンス
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ピンコロ

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 ピンコロ

御影石を80mm~100mm程度でサイコロ形に切り出した石材。ピンコロ石ともいう。
天然石のため自然な風合いを楽しむことができ、割れにくく丈夫。

ピンコロ石を固定する際にモルタルなどを使うことが多く、雑草対策にも効果的であるため、家づくりにおいては、庭やアプローチに設置されることが多い。

ピンコロ
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排水桝(ハイスイマス)

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 排水桝(ハイスイマス)

家庭内で出た排水は、排水管を通って下水管へと流れます。この時に排水管と下水管を繋ぐ役割をしているもの。ゴミや汚泥などを枡に溜め、水だけが配水管を流れるようにしている構造物で、点検、清掃をしやすいようにするために設置されています。 排水会所(はいすいかいしょ)とも呼ばれます。

外構工事の際に、排水桝の位置で失敗してしまうことがあります。
・玄関へと続くアプローチに、目立つ汚水桝があって台無しになってしまった
・花壇を作りたかったが、予期せぬ位置に排水桝がある
など。一般的には、建築工事で設置された汚水桝は移設が出来ないため、図面で詳細を確認することがポイントです。

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バークチップ

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 バークチップ

赤松や黒松など、木の樹皮を砕いたもの。花壇やプランターに入れて使うほか、庭の景観をよくする資材として使われます。土をカバーすることで、雑草の繁殖防止や、植物の根を乾燥から守り温度の急な上昇・降下を防ぐ効果があります。

チップには大きく分けて「ウッドチップ」「バークチップ」の2種類がありますが、木全体をそのまま砕いた「ウッドチップ」よりも、「バークチップ」の方が見た目が美しく、硬い樹皮の部分を使用しているため長持ちするため、外構の広い範囲にたくさん敷くこともできる。

パークチップ
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パース

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 パース

パースとは、建物や外構でプランの説明時に完成予定図を立体的な絵にしたものです。建物の外観を描いたものを「外観パース」といい、建物の完成予定図として周辺の景観や建物を視覚的に表現します。また、室内は「内観パース」といいインテリアや空間内部の雰囲気を表現しています。

図面では伝わりずらい、完成図を立体感やビジュアルで表現しているため、ビルダーや施工会社が、施主と全体像を共有、イメージするうえで役立ちます。

外観パース
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