施主の納得度が高まる!インテリアコーディネーターのための配色入門講座

カラーコーディネートの配色技法

段階的に色が移り変わっていくように変化をつける多色配色技法として「グラデーション」があります。
グラデーション配色による見え方で空間に様々な効果を与えます。
どのように空間を見せたいか意識しながらカラーコーディネートしましょう。

2. その他の配色技法

モノトーン配色

「モノ」は「単一」という意味です。「モノトーン」と聞くと、白・黒・グレーの無彩色配色と思われがちですが、色相が単一であれば有彩色も「モノトーン」です。
無彩色のモノトーン配色は、シャープで都会的な印象を与えます。色のイメージがないため、素材感が際立ちます。

前述した「トーン差のグラデーション」と色の組み合わせは同じになりますが、グラデーションは段階的な変化を見せるのに対し、モノトーン配色はランダムにレイアウトします。

モノトーン配色 イメージ

(例)無彩色のモノトーン配色

モノトーン配色 カラー
モノトーン配色 イメージ

(例)有彩色のモノトーン配色

モノトーン配色 カラー
コントラスト配色

色の差が大きく、コントラスがはっきりしていてメリハリのある配色です。

「コントラスト」は「対象、対比」という意味です。色相・明度・彩度・トーンのいずれも対照の色で配色します。ダイアード配色ビコロール配色もこのコントラスト配色の一種です。

コントラストが強すぎると落ち着かない印象になりがちです。インパクトが強い色はアクセントカラーとして、使用する面積を控えてみましょう。

コントラスト配色 イメージ

(例)明度のコントラスト配色

コントラスト配色 カラー
コントラスト配色 イメージ

(例)トーンのコントラスト配色

コントラスト配色 カラー
セパレーション配色

色と色の間にどちらにも影響しない色として少量の白・黒、またはグレーを挿入することで分割しコントラスト感を調整する効果がある配色です。

「セパレーション」は「分離」という意味です。曖昧に似ている色の間にセパレートカラーを入れることで、弱すぎる配色にメリハリをつけたり、逆にギラギラした不快な感じ(ハレーショ)を起こすような強いコントラストの色の間に入れることで、対比を和らげてくれます。

セパレーション配色 イメージ

(例)弱すぎる対比へのセパレーション配色

セパレーション配色 カラー
セパレーション配色 イメージ

(例)強すぎる対比へのセパレーション配色

セパレーション配色 カラー
アクセントカラー

トーン差や色相差の小さい配色で物足りない場合に、使用している配色の中でも最も目立つ色を少量プラスします。

「アクセント」は「強調する」という意味があります。
単調な配色にアクセントカラーを入れることで変化をつけたり、全体を引き締める効果があります。また、空間の中でもアクセントカラーの部分を注目させる効果があります。

セパレーション配色 イメージ

(例)色相差が小さい配色へのアクセントカラー

セパレーション配色 カラー
セパレーション配色 イメージ

(例)トーン差が小さい配色へのアクセントカラー

セパレーション配色 カラー