小寺:
以前からメガソフトの守田部長とは、360度3Dスキャナーを使った3Dオフィスデザイナーとの協業の話を幾度となくしていましたので、今回実際の形として実現できて良かったと感じています。今後は、3Dオフィスデザイナーや360度3Dスキャナーを活用した提案手法の開発に力を入れるとともに、メガソフト様との協働により業界全体のスタンダード向上に貢献していきたいと考えています。
現在、東京都の補助事業を活用して、このような3D技術を使ったオフィスレイアウトサービスを多くの企業に紹介する取り組みを行っています。今回のメガソフトさんのプロジェクトは、そのモデルケースとしても大きな意味があります。
進藤:
3Dのすごさを再認識しました。今後の設計業務における3D技術の可能性に期待を寄せています。お客様とのコミュニケーションが劇的に改善され、より良い提案ができるようになりました。今後もこの技術を磨いて、お客様に満足していただける空間づくりを続けていきたいと思います。どんな状況でも、お客様のイメージの高さに合わせて提案していけるような対応力を身につけたいですね。
――最後に、これから移転を検討する企業へのメッセージをお願いします。
小寺:
オフィス移転では、ご担当者に非常に大きな負担がかかります。皆様普段の仕事がそれぞれある中で、プラスして時間を割くことになります。
弊社のような専門業者は、ワンストップで移転まで一気通貫してお任せいただけるため、ご担当者の負荷軽減につながります。何から手をつければいいか、どこを相談すればいいかわからないというお客様も多くいらっしゃるので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
進藤:
今回学んだことは、お客様との密なコミュニケーションの重要性です。特に短期間のプロジェクトでは、お互いの理解度を常に確認しながら進める必要があります。
3Dオフィスデザイナーのような共通言語があることで、視覚的に情報を共有でき、誤解や行き違いを防いで効率的な意思決定が可能になります。これは今後のプロジェクトでも積極的に活用していきたいツールです。