広報室ブログ/NR・活用事例等番外編

MEGASOFT

2023年5月31日


「次世代のインテリアプランニング手法」について、お話してきました
 〜デザイン・カンファレンス・フォーラム トークイベント@神戸にて〜


世界中で”インテリアデザインについて考える日”というのをご存じでしょうか。
毎年5月の最終土曜日がその日で、↑の言葉どおり
世界中、そして日本でもあちらこちらでイベントが開催されます。

ワタシもこれまでに何度か参加させていただきましたが、
今回は「VRについて話して」とお声がけいただき、「メガソフトVRソリューション」セット持参で会場へ。
少しの時間、お話をさせていただきました。

このブログをご覧いただいている方は、ご存じの内容かとは思いますが、
なにかの機会、VR話をされるときなどに思い出して、お伝えいただけたらと存じます。
「切り取り引用」OKでございます。


■「次世代のインテリアプランニング手法」について

(※ここからが原稿です。&少し編集してます。ご容赦を)

本日のお題「次世代のインテリアプランニング手法」ということで、
私からは、建築・インテリアの計画にVRを活用する方法をご紹介させていただきます。

今、お話を聞いてくださっている方の中に、VR経験者はどのくらいいらっしゃいますか?
テレビやメディアでVRの話題はよく耳にしますが、
実のところ、まだまだVRやったことある人はそんなにいないと思います。


建築・インテリアの世界において、たびたび起きてしまう「思ってたんと違う」問題。
大小あるかと思いますが、それは関わるすべての人にとって残念で哀しいできごとです。

お客様は「こうしてほしいと何度も言ったのに…」と、

作り手側は「間取り図やパースを見ながら、説明して、確認して、OKっておっしゃったのに…」と、
お互いにもやもやしてしまいますね。

でも、思い出してください。
インテリアの勉強を始める前、どうだったか。
見本帳の壁紙を実際に壁一面に貼ったらどんな風になるか、イメージできたでしょうか。

イメージパースからその空間の広さを正しく認識できたでしょうか。

「私できますよ」という方がいたら、その方は、多分、
たくさんインテリアの勉強をして、たくさん現場経験を積んだプロだからだと思います。
私も含めて一般人にはそれはとてもむずかしいことです。


話が少しそれてしまいますが、
がっかり観光名所というのが一部で話題になっているのをご存じでしょうか。
札幌時計台もその一つで、みなさんは行ったことありますか?
ワタシも若い頃、雑誌やテレビで何度も見て、憧れて、実物を見に行きました。
なんか似た建物だなぁと思ったら、まさにそれで、思っていたより小さくて、街に溶け込み済ぎていて、
「・・・なんか違う」と思いました。

「間取り図やパースで見てたのに…」はあの時の感覚と似ているのかもしれません。
広さ、高さ、大きさを正しくイメージするのはとてもむずかしいことだと思います。


いま、3DCGを使ったインテリアプレゼンが少しずつ浸透してきています。
お客様から「3Dで見せて」と言われることもあると聞きます。
ですがどんなにきれいな3DCGでもパソコンの画面を見ているだけでは高さや広さは感じられません。

理想は実寸で作って体験すること、
部屋の広さ、天井の高さ、壁・床の色や柄、家具の位置などなど、すべてを試せたら、
「思ってたんと違う」トラブルは防げると思います。
ですが、それは現実的ではないですね。
コストも時間もかかりすぎてしまいます。

ならば、パソコンの中に描いた3Dの空間に入ってしまおう。
それがこのVRシステムです。


こちらが操作画面です。
自分で間取りを書いて立体化して、家具をおいて壁・床材を貼って…とするとこうなります。

そして、HMD(VRゴーグル)を装着すると、
ここに表示されている3Dパースの世界に入ることができます。


自分が考えたインテリアプランがイメージ通りにできているか、
そこに思い過ごしや誤り、抜けはないか、確かめることができ、
何度でもその場で自分で変更、修正ができます。

お客様へのプレゼンの際には、提案内容をお客様に体験していただき、確認し、
その場で調整、修正することが何度でもできます。

これが私からご提案する、これからのインテリアプランニング手法です。
自分で空間を描けて、そこに入って体験でき、その場で何度でも自分で修正ができる、ここが大きなポイントです。

メガソフトVRソリューション」といいます。忘れずに覚えて帰ってください。
ありがとうございました。


■おまけ:広報室担当のiPhoneから。

通勤電車で練り、神戸に向かう電車の中で、会場で、何度も読み返したその日の原稿は
もちろん、LiquidLogicで書きました。





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(広報室・田辺)



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