【背景】

今や建築プロジェクトにおいて、施主と3DCGで完成イメージを共有することは、打ち合わせをスムーズに進め、手戻りを減らし、完成後のトラブルも減らせることなどから、特別なことではなくなりつつあります。

一方、新築住宅の着工数が減っている昨今（下図参照）、ビルダーは戸建て以外にも店舗、集合住宅、リフォームなど、多様な案件に柔軟に対応する必要が出てきました。

このような状況を踏まえ、「3Dアーキデザイナー11 Professional」は、あらゆる案件のあらゆるシーンで3Dデータを活用していただけるよう、3Dデータをスピーディーに作成するための機能、3Dイメージを魅力的に見せる機能、作成したデータを有効活用するための機能などを改良し、
音声コントロール機能やルームツアー動画機能を新搭載しました。

建築デザインソフト・3Dアーキデザイナーの特徴と主な新機能

●特徴

・1部屋から、戸建て住宅・店舗・集合住宅・大型施設まで対応（※地下2階〜15階まで）
・部屋・家具・建具などの素材をマウスドラッグで”並べる”という操作体系
・実在製品を含む55,000点以上の素材を提供。素材作成の時間を大幅にカット
・CADやCGソフトのファイル形式に対応し、他との連携もスムーズ
・日影図、斜線チェック、色覚特性・白内障シミュレーションなどチェック機能も搭載
・間取り図・イメージパース（静止画）、ウォースルー動画、確認申請図（7種）、プレゼンボード、360度パノラマ画像などを出力可能。
・作成データは、専用アプリ「イエクラウド」で閲覧・AR表示、VR(別売製品）に展開可

▲3Dアーキデザイナーは、1部屋から、戸建て・店舗・インテリア・集合住宅・大型建築物まで対応

●主な新機能

「3Dアーキデザイナー11 Professional」に新搭載した主な機能は以下のとおりです。

＜3D機能＞
・スマートスピーカー（Amazon Alexa）に話しかけて、視点移動、家具の回転・移動、テクスチャを変更
・再レンダリングせずに視点移動、ルームツアー動画作成、テクスチャ・色変更が可能なリアルタイムレンダリング機能「Pixage」を搭載
・水彩画風・色鉛筆風を含む6つのフィルタを切り替え可能
・炎の揺れや水面など、動画テクスチャに対応
・樹木などの自動ビルボード化により3D描画速度を向上

▲スマートスピーカーに話しかけてコントロール　／　炎の揺れや水面など、動画テクスチャに対応

＜作図・2D機能＞
・CADレイヤに、連結・部分削除・面取り・包絡などの編集機能を追加
・CADデータを読み込み、【レイヤから部屋/壁を一括生成】する機能を搭載
・JW-CAD部品図取り込み、利用可
・PDF下絵入力・PDFベクターデータ編集機能を搭載

・ゾーン・エリア・スペースの設定機能を搭載
・螺旋階段、洋風階段、スタータートレッド作成とデザイン変更が可能
・ドーム屋根・ヴォールト屋根を作成可能
・簡易モデリング（3Dシェイプ）機能を搭載

・間取り図描画切り替え機能に手書き風追加
・パーツ集計表、床面積表（CSV）の作成が可能
・パーツ（配置家具や建具など）への自動附番、データベース連携機能

▲間取り図描画切り替え機能：左から、標準（家具・塗）／手描き（色鉛筆）／線画

＜他との連携＞
・耐震シミュレーションシステム・Wallstatとの連携
・PowerPoint出力
・入力形式に追加：3DS、OBJ、FBX
・出力形式に追加：3DS、OBJ、FBX、SVG

※新機能については、下記ページもご参照ください。
　新機能紹介　https://www.megasoft.co.jp/3darchi11pro/newfunction.php

ダウンロード画像

※本リリースページ内掲載画像はこちらから一括ダウンロードしていただけます。

3Dアーキデザイナー11 Professional　製品ラインナップ

製品概要