正規表現これだけは知っておこう
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正規表現メタ文字一覧

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検索用メタ文字

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.	任意の1文字例1）A.C → ABC、A1C、AあC などにマッチ例2）b.k → bから始まってkで終わる3桁の文字列
*	直前のパターンの0回以上繰り返し（最長一致）例1）ABC* → AB、ABC、ABCCCCCC などにマッチ例2）b.*k → bから始まってkで終わる2桁以上の文字列
+	直前のパターンの1回以上繰り返し（最長一致）例1）ABC+ → ABC、ABCCCCCC などにマッチ例2）b.+k → bから始まってkで終わる3桁以上の文字列
?	直前のパターンの0～1回繰り返し（最長一致）例）ABC? → AB、ABC にマッチ
～\|～	\|の左右の文字列のいずれか（～または～）例1）ABC\|XYZ → ABC、XYZ にマッチ例2）大阪\|東京 → 大阪または東京例3）大阪(府\|市) → 大阪府または大阪市例4）JAPAN\|NIPPON　日本 → JAPAN、NIPPONを日本に置き換える例5）(?i)JAPAN\|NIPPON　日本 → 大文字小文字が混在する、JAPAN、NIPPONを日本に置き換える
[～]	～のいずれか1文字例1）[ABC] → A、B、C のいずれかにマッチ例2）[A-G] → A、B、C、D、E、F、G のいずれかにマッチ例3）[０-９] → 全角数字例4）[Ａ-Ｚ]+ → 全角英大文字列例5）[ぁ-ん] → ひらがな例6）[ァ-ヴ] → カタカナ例7）[ｦ-ﾟ] → 半角ｶﾀｶﾅ例8）[一二三四五六七八九十壱弐参拾百千万萬億兆〇]+ → 漢数字列例9）[0-9A-F]{2} → 0-9とA-Fのいずれかの2文字（2桁の16進数）
[^～]	～に含まれない1文字例1）[^ABC] → A、B、C 以外のいずれかにマッチ例2）[^A-G] → A、B、C、D、E、F、G 以外のいずれかにマッチ例3）[^\u\l] → 半角英字以外
^	論理行頭例1）^○ → 行頭の○ 例2）^\x20+ → 行頭の半角スペースの連続例3）^\n → 空白行例4）^.*$ → 行全体例5）^　>\x20 → 行頭に「> 」を挿入
$	論理行末例1）。$ → 行末の。例2）^.*$ → 行全体
\	直後のメタ文字をエスケープする（直後の文字を正規表現の記号（メタ文字）として扱わないことを指定）例）\\ → 文字の「\」にマッチ
\n	改行文字 ※CR+LF（制御コード 0x0d+0x0a）とLF（制御コード 0x0a） ※エディタや設定によってはCR（制御コード 0x0d）もマッチ例1）\n → 改行例2）^\n → 空白行例3）^\n　（何も入力しない） → 空白行を削除する
\t	タブ文字（制御コード 0x09）例1）\t → タブコード例2）[\x20\t]+ → 半角スペースかタブコードの繰り返し例3）\t　\x20\x20 → タブコードを半角スペース2文字に置き換える
\s	空白文字（半角スペース、\t、\n、\r、\f）すべて例）\s → 空白文字
\S	空白文字（半角スペース、\t、\n、\r、\f）以外すべて
\x##	16進数 ※#は0～9、a～ｆ、A～Fのいずれか例1）\x41 → A にマッチ例2）\x20 → 半角スペース
\b	語の区切り位置例）\bam\b → amという単語
\B	語の区切り位置以外例）\Bam\B → 単語の途中にあるam
\d	すべての半角数字例1）\d → 半角数字例2）\d+ → 数字列例3）\d{4} → 4桁の数字例4）\d{4,} → 4桁以上の数字例5）\d{1,4,} → 4桁までの数字（1～4桁の数字）例6）\d{4,10} → 4～10桁の数字（最長一致）例7）\d{4,10}? → 4～10桁の数字（最短一致）例8）\d[135791]\b → 奇数例9）\b\d{1,3}(,\d{3})\b → 桁区切りのカンマ付数字列例10）\\\d{1,3}(,\d{3})*\b → 価格（先頭が「\」の桁区切り付数字列）例11）(〒\|ZIP：)\d{3}-\d{4} → 郵便番号例12）0\d{1,4}-\d{1,4}-\d{4} → 電話番号例13）0[89]0\d{8} → 携帯電話番号(ハイフンなし) 例14）\d{4}[/\.年]\d{1,2}[/\.月]\d{1,2}日? → 日付
\D	半角数字以外すべて例）\D → 半角数字以外
\w	すべての半角英数字とアンダースコア例1）[\w.\-]+@[\w\-]+\.[\w.\-]+ → メールアドレス例2）https?://[\w/:%#\$&\?~\.=\+\-]+ → URL（ホームページアドレス）
\W	半角英数字とアンダースコア以外すべて
\l	半角英小文字すべて例1）\l → 半角英小文字例2）[\u\l] → 半角英字例3）[^\u\l] → 半角英字以外例4）\b[\u\l]+\b → 英単語例5）[\u\l\d] → 半角英数字
\L	半角英小文字以外すべて（英大文字、数字、全角文字などすべて）例）\L → 半角英小文字以外
\u	半角英大文字すべて例1）\u → 半角英大文字例2）[\u\l] → 半角英字例3）[^\u\l] → 半角英字以外例4）\b[\u\l]+\b → 英単語例5）[\u\l\d] → 半角英数字
\U	半角英大文字以外すべて（英小文字、数字、全角文字などすべて）例）\U → 半角英大文字以外
\a	アラーム（制御コード 0x07）
\c#	対応するコントロール文字 ※#はA-Zの半角英字のみ指定可例）\cV → Ctrl-V にマッチ
\e	エスケープ（制御コード 0x1b）
\f	改ページ（制御コード 0x0c）
\r	リターン、CR（制御コード 0x0d） ※エディタや設定によってはCR+LFのCR部分にはマッチしない
\v	垂直タブ（制御コード 0x0b）
\Q～\E	～部分に含まれるメタ文字をメタ文字として解釈しない（「\」でエスケープしなくてよい）例）\QC:\Program Files\MIW10\E → 「C:\Program Files\MIW10」にマッチ
(?i)	以降の英字の大文字・小文字を同一視する例1）(?i)mifes → mifes、MIFES、MiFes などにマッチ例2）(?i)sample → sampleという文字列（大文字小文字同一視）例3）(?i)positive　POSITIVE → 大文字小文字混在の単語「positive」をすべて大文字にする
(?-i)	以降の英字の大文字・小文字を区別する例1）(?-i)mifes → mifes のみにマッチ例2）(?i)sam(?-!)ple → sampleという文字列（samは大小文字同一視、pleは小文字限定）
(～)	・パターンのグループ・置換文字列に引用する部分の指定（\1～\9での部分参照）例1）(AB)+ → AB、ABABAB　などにマッチ例2）^(.+?,)(.+?,)(.+?,.+?,)(.+?,)　\1\4\3\2 → CSVファイルの2列目と5列目を入れ替える
(?:～)	パターンのグループ例）A(?:AB\|CD) → AAB、ACDにマッチ
*?	直前のパターンの0回以上繰り返し（最短一致）例1）ABC? → AB にマッチ例2）<[hH][1-3].?> → 見出しタグ開始（h1～h3まで）
+?	直前のパターンの1回以上繰り返し（最短一致）例1）ABC+? → ABC にマッチ例2）\b[Ww]h.+?\b → whで始まる3文字以上の単語
??	直前のパターンの0～1回繰り返し（最短一致）例1）ABC?? → AB にマッチ
{min,max}	直前のパターンのmin回からmax回繰り返し（最長一致）例1）ABC{3,5} → ABCCC、ABCCCC、ABCCCCC にマッチ例2）0\d{1,4}-\d{1,4}-\d{4} → 電話番号例3）\d{4}[/\.年]\d{1,2}[/\.月]\d{1,2}日? → 日付
{min,}	直前のパターンのmin回以上繰り返し（最長一致）例1）ABC{3,} → ABCCC、ABCCCC、ABCCCCC などにマッチ例2）\d{4,} → 4桁以上の数字
{num}	直前のパターンのnum回繰り返し例1）ABC{3} → ABCCC にマッチ例2）\d{4} → 4桁の数字
{min,max}?	直前のパターンのmin回からmax回繰り返し（最短一致）例1）ABC{3,5}? → ABCCC にマッチ例2）\d{4,10}? → 4～10桁の数字（最短一致）
{min,}?	直前のパターンのmin回以上繰り返し（最短一致）例）ABC{3,}? → ABCCC にマッチ
{num}?	直前のパターンのnum回繰り返し（最短一致）例1）ABC{3}? → ABCCC にマッチ
・・・(?=～)	先読み肯定グループ後方の文字列が～だった場合の・・・にだけ一致する例1）MIFES(?=9\|10) → MIFES9、MIFES10 のMIFES部分にマッチ例2）sam(?=ple) → sample の中の sam 例3）sam(?=ple\|ba) → sample か samba の中の sam
・・・(?!～)	先読み否定グループ後方の文字列が～ではない場合の・・・にだけ一致する例1）MIFES(?!9\|10) → MIFES9、MIFES10 以外のMIFES部分にマッチ例2）sam(?!ple) → 後ろが「ple」ではない「sam」
(?<=～)・・・	後読み肯定グループ前方の文字列が～だった場合の・・・にだけ一致する例1）(?<=9\|10)MIFES → 9MIFES、10MIFES のMIFES部分にマッチ例2）(?<=sam)ple → sample の中の ple 例3）(?<=sam\|ap)ple → sample か apple の中の ple
(?<!～)・・・	後読み否定グループ前方の文字列が～ではない場合の・・・にだけ一致する例1）(?<!9\|10)MIFES → 9MIFES、10MIFES 以外のMIFES部分にマッチ例2）(?<!sam\|ap)ple → 前が「saｍ」か「ap」以外の「ple」

置換用メタ文字

\n	改行文字（CR＋LF）
\t	タブ文字（ハードタブ）
\s	半角スペース
\xXX	コードXX（16進数2桁）の文字
\0	見つけた文字列全体（0は半角数字のゼロ）例1）(?i)<td　\0\x20nowrap → tdタグにnowrapを追加する例2）<li>お弁当</li>　\0\n<li>水筒</li> → 特定の行の下に1行追加する
\N	検索文字列で指定したN番目の(と)で囲まれたパターンと一致した文字列（部分文字列）を引用する。Nは1～9のいずれか。例1）「(.+)」　【\1】 → 「##」を【##】に変更例2）^(.+?,)(.+?,)(.+?,.+?,)(.+?,)　\1\4\3\2 → CSVファイルの2列目と5列目を入れ替える ※置換サンプル一覧に多数あり
\	直後のメタ文字をエスケープする（直後の文字を正規表現の記号(メタ文字）として扱わないことを指定）例1）\\　\\\\ → 文字の「\」を「\\」に例2）(C:\\root\\)(flower.exe)　\1stalk\\leaf\\\2 → 途中にパス（stalk\leaf\）を追加する

※以下は、テキストエディタ MIFESでのみ使用できるメタ文字です。

\#	見つけた文字列の論理行番号を表す半角の10進文字列
\$	何番目の置換文字列かを表す半角の10進文字列（$は半角文字）
\＄	何番目の置換文字列かを表す全角の10進文字列（＄は全角文字）
\@	等差数字列の一回出力初期値、公差値は等差数字列の【初期化】の設定によります。