ミュージックCDデザイナー ユーザーズ倶楽部
   
 

   「結合」の作業        

  音楽CDを作成する際、ダンスミュージックのCDのようなノンストップミックスCDを作りたい、あるいは複数の曲を途切れ目なく再生したいというときがあります。このような場合は、「結合」コマンドを使います。
  「結合」コマンドは、2つ以上のトラックを1つにまとめるものです。

  結合の作業は、以下のようにして行ないます。

 仮想CDデッキのトラックリストから、結合したいトラックを選択します。この場合、2つ以上のトラックを選択しましょう。  

 



  編集パネルから[結合]をクリックします。  

 

  すると[結合]ダイアログボックスが表示されます。ここで、結合処理を行なうトラック番号が表示されるので確認をして、よければ[処理実行]ボタンをクリックします。

 

 

  なお、分割処理では分割した新しいトラックが作成されますが、結合処理では新しいトラックは作成されません。指定したトラックの中で一番小さいトラック番号の曲にまとめられます。
  例えば、トラック1とトラック2を結合した結果は、結合処理済みのトラック1だけとなり(トラック1の曲名が引き継がれます)、処理前のトラック2は仮想CDデッキのトラックリストから削除されるので注意しましょう。
  また、3曲以上を結合する場合は、強制的にトラック番号の小さい順に結合されます。あらかじめ仮想CDデッキのトラックリストで、結合する順番にトラックを並べ替えてから結合を行なうと、間違いなく処理が行なえます。



   トラック間の無音時間を調整する方法        

 ライブ盤CDのようにトラックは分かれているが演奏は連続しているCDを作成したいとき、または特定のトラックだけを曲間の時間「0」(ゼロ)でつなげたCDを作成したいときは、トラックの末尾に付加される無音秒数を設定しましょう。  

  無音秒数を設定するには、2種類の方法があります。

 1トラックずつ任意に設定する場合は、仮想CDデッキにある「曲間秒数」で設定します。この場合は1秒単位で設定することができます。  

 

 もう1つの方法は、[作成/出力]タブの書き込みの設定の中にある「無音秒数」で設定を行ないます。
  初期設定では4秒になっていますが1秒単位で、0〜30秒の範囲で設定することが可能です。こちらは、仮想CDデッキで曲間秒数が設定されていないトラック全てに適用されます。
 

 また、上記の方法では、曲の継ぎ目でわずかな無音が入ったりノイズが入ったりすることがあります。
  これは、音楽CDの規格では1トラックを1/75秒単位(588サンプル)で区切るようになっており、ミュージックCDデザイナー3では1/75秒単位で区切ることができないトラックについては、足りない部分を無音で補うようになっているためです。  
  その結果、音の途中で区切られたトラックの場合、わずかな無音が存在したり、音の急激なレベル差によってノイズのように聞こえたりします。  このような事態を避けるには、フェード時間ゼロ秒のクロスフェード処理を行ないましょう。

 仮想CDデッキのトラックリストで、クロスフェードを行なう2曲を選択。編集パネルで[クロスフェード]ボタンをクリックします。
  [クロスフェード]ダイアログボックスでは通常はフェーダーをスライドさせてクロスフェード時間を設定しますが、この場合フェーダーを「0」の位置にして[処理実行]ボタンをクリックします。  
  なおこの処理は、「曲間の削除」が非対応のCD-R/RWドライブでは行なうことはできません。[作成/出力]タブのドライブ情報欄で「曲間の削除」の項目が「対応」になっているかを確認してから実行しましょう。


 

 


 音楽CDにおける無音秒数(曲間の無音時間)は、その後に再生される曲のテンポ感や曲のイメージを大きく左右します。[結合]コマンドや無音秒数を使いこなして、オリジナリティあふれるCDを作りましょう!



<木村公彦>

 
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