ファイル別オススメ機能


※このページでは、お勧めしたい機能や設定を、編集するファイルの種類別にご紹介しています。

  • 共通 文字サイズの変更/文字種の変更/対応括弧の検索・対応括弧の明示/Tabキーの動作
  • HTML編集 HTMLのタグやコメントを色替え表示/charsetの値から文字コードを取得/カレントファイルのパス名/リンク先のフォルダーパスを一括変更/ブラウザでプレビュー
  • プログラムソース 予約語やコメントを色替え表示/等差数字列/選択範囲をコメントにする・コメントを解除する/カーソル位置の文字コード確認・制御コードの挿入/DOSのコマンドラインで実行
  • データファイル バイナリデータの編集/カーソル行アンダーライン/巨大ファイルの編集/CSVモード/行の並べ替え(sort) ・行の単一化(uniq)
  • 長文編集 ファイルの先頭を見ながら、原稿作成/ブックマーク(しおり)を付ける/背景にマス目を表示する/改ページコードの挿入
  • 定型書類や投稿原稿 定型書類のテンプレートを読み込む/折り返し直前に改行挿入/行頭に文字挿入/文字数カウント/オートインデント/メーラーへ送る

※各機能について詳細は、ヘルプをご参照ください。

共通

◆文字サイズの変更

カレントウィンドウの文字サイズを「今だけ」小さく/大きくしたいときは、[Ctrl]キーを押しながら、マウスのホイールを回します。

メニューの【設定】-【フォントサイズの変更】からも変更できます。

文書整形ダイアログ◆文字種の変更

ひらがなをカタカナに、全角を半角になど、文字の種類を変更したいときは、メニューの【ツール】-【文書整形】機能で一括変更ができます。(右図)

また、カーソル位置の半角英字を、CTRL+Uで大文字に、CTRL+Qで小文字に変換することができます。

  • ※上記キー操作は「MIFES標準」の設定です。
    実際のキー操作はお使いのMIFESのメニュー【編集】-【その他の削除・挿入】-【半角英字の大文字変換】/【半角英字の小文字変換】でご確認ください。

◆対応括弧の明示/検索

カーソル位置の括弧に対応する括弧を明示します。
また、【検索・置換・ジャンプ】-【対応括弧の検索】でカーソル位置の括弧に対応する括弧の位置へジャンプすることができます。

対応する括弧の設定は言語ごとに行います。
【設定】-【言語の環境設定】-【表示】タブの「対応する括弧」で設定にしてください。
明示方法やコメント、文字列定数の中("〜")を無視するかどうかも設定できます。


◆Tabキーの動作

Tabキーを押したときにタブコードが挿入されるか(ハードタブ)、半角スペースが挿入されるか(ソフトタブ)の設定を「Tabキー動作」と言います。【設定】-【環境設定】-【表示】タブで指定できます。
言語ごとに【設定】-【言語の環境設定】-【表示】タブで設定も可能です。

ソフトタブ動作時には桁ゲージ上にストップ位置を表すマークが表示され、マウスで追加(ダブルクリック)・変更(桁ゲージ内でドラッグ)・削除(桁ゲージの外にドラッグ)ができます。

また、複数行を選択して[Tab]キーを押すと、まとめて段下げが可能です。選択されたすべての行頭にタブコードまたは、ソフトタブが挿入されます。

オートタブ動作


HTML編集

◆HTMLのタグやコメントを色替え表示

HTMLのキーワード明示

HTMLのキーワード定義がデフォルトで登録されており、ファイルを開くと適用されます。(右図)
該当する拡張子がない時やキーワードを追加したいときは、【言語の環境設定】-【キーワード明示】タブで追加してください。

また、埋め込みスクリプトも、その範囲内はスクリプト言語のキーワードも明示されます。


◆charsetの値から文字コードを取得環境設定-文字コードタブ

ソース内ののcharsetの文字コードに従ってファイルを開くことができます。

【設定】-【環境設定】-【文字コード】タブの「HTML/XMLファイルの読み込み時に、タグから文字コード情報を取得する」にチェックを付けてください。(右図)


◆カレントファイルのパス名

【編集】-【カレントパス名をクリップボードに出力】を実行すると、カレントファイルのフルパス名をクリップボードの出力することができます。
Windowsのクリップボードに出力されますので、MIFESの別ウィンドウや他のアプリケーションにも貼り付け(ペースト)できます。

◆リンク先のフォルダーパスを一括変更 置換ダイアログ

リンクファイルのフォルダー名やファイル名を変更したときには、グローバル置換で一括変更が可能です。

「確認あり」指定して実行すると、置換対象の場所を確認しながら置換ができ、指定方法が正しいことが確認できたら、「以降は確認なし」ボタンで一気に置換へも切り替えられます。

また、ログを作成しておくと、置換対象位置の確認も可能です。(右図)

◆ブラウザでプレビュー

【ファイル】-【保存してプログラムに送る】を実行すると、関連付けされているプログラムでカレントファイルを表示することができます。
例えば、HTMLがブラウザに関連付けられているときは、そのブラウザでプレビューができます。


プログラムソース

◆予約語やコメントを色替え表示

プログラム言語ごとの予約語が、言語ごとにデフォルトで多数登録されています。

一般的な拡張子が付けられている場合は、特に意識することなくキーワードが色替え表示され、 コメントや文字列定数部分も通常のテキスト部分と異なる色で明示することができます。

キーワードを追加したいときは、【言語の環境設定】-【キーワード明示】タブで追加してください。

◆等差数字列等差数字列イメージ

【等差数字列】は、連番や5,10,15…のような等差の数字を含む文字列を挿入する機能です。

【ツール】-【等差数字列】-【初期化】で、初期値と差分(公差)、前後に挿入する文字列と数字の書式を指定したのち、【1回挿入/上書き】または【指定回数挿入】を実行するとカーソル位置に挿入することができます。(右図)

また、【置換】機能で「正規表現検索」を指定すると、置換文字列(新文字列)に等差数字列を挿入するメタ文字「\@」が指定でき、箇条番号の振りなおしなどにも利用できます。

◆選択範囲をコメントにする/コメントを解除する

コメントにしたい範囲を選択し、【ツール】-【文書整形】-【行頭に文字列を挿入】を実行し、プログラム言語のコメント文字を入力すると、行頭にコメント文字を挿入できます。

逆にコメント文字を削除するときは、【置換】で選択範囲の行頭にあるコメント文字を削除します。

行頭に文字列を挿入←→行頭の文字列を削除

◆カーソル位置の文字コード確認/制御コードの挿入制御コードの挿入ダイアログ

ガイドラインに、カーソル位置の文字の文字コードが常に表示されています。

【編集】-【制御コードの挿入】を実行すると、ダイアログボックスで指定して挿入ができます。(右図)

◆DOSのコマンドラインで実行

DOS窓や「ファイル名を指定して実行」のコマンドラインで実行するプログラムは、【ツール】メニューの【DOSシェルエスケープ】(下図左)や【外部プログラム】から実行できます(下図右)。

また、【外部プログラムの登録】では、コマンドラインに編集中のファイル名を引き渡すことも可能です。

DOSシェルエスケープ画面  外部プログラムの一覧・登録ダイアログ


データファイル

◆バイナリデータの編集

MIFESはファイルを開くときにファイルの内容を参照し、そのファイルをバイナリデータと判定するとバイナリモードで開きます。
バイナリモードでは、ファイルの内容を16進とテキストで表示・編集が可能です。

また、ファイルアイコンを右クリックして表示されるメニューの中の【MIFESのバイナリモードで開く】で強制的にバイナリモードで開くこともできます。

バイナリモード

◆カーソル行アンダーライン

環境設定-表示タブ

1行が長いファイルは横スクロール時にカーソル行を見失わないよう、カーソル行アンダーラインを表示すると見やすくなります。
【設定】-【環境設定】-【表示】タブで設定できます。(右図)

◆巨大ファイルの編集

大きなサイズのファイルもスムーズに開くことができ、検索やジャンプも瞬時です。
【参照】巨大ファイル(MIFES TIPS)

◆CSVモード
◆行の並べ替え(sort)/行の単一化(uniq)

カンマ区切りや、タブ区切りなどのレコードデータは、CSVモードで編集が可能です。
指定した列を基準に並べ替えたり、同じ内容の行を1行にまとめたりする機能も利用できます。
【参照】CSV編集(MIFES TIPS)


長文編集

◆ファイルの先頭を見ながら、原稿作成

ブックマーク(しおり)【ウィンドウ】-【カレントウィンドウ左右/上下分割】を実行すると、カレントウィンドウを2つのウィンドウで表示することができます。
ファイルの先頭にある目次項目を見ながら、原稿を書き進めることも可能です。

◆ブックマーク(しおり)を付ける

【検索・置換・ジャンプ】-【ブックマーク】-【ブックマークの設定/解除】を実行すると、カーソル行にブックマークがつきます。ブックマークは↓方向/↑方向に順にジャンプできるほか、リストウィンドウに一覧表示され、ダウブルクリックでその位置へジャンプできます。
ブックマークはファイルの履歴と一緒に記録されるため、次回開いたときにも有効です。


◆背景にマス目を表示する

原稿用紙と改ページコード背景罫線で原稿用紙のようなマス目を表示することができます。
また、折り返し桁位置を40桁(全角で20文字分)に指定すると、原稿用紙での行数がわかります。
どちらも【設定】-【環境設定】-【表示】タブで設定できます。

◆改ページコードの挿入

印刷時に改ページしたい位置を指定できます。
【編集】-【改ページコード(^L)の挿入】で改ページコードを挿入してください。


定型書類や投稿原稿

◆定型書類のテンプレートを読み込むテンプレート「議事録」

【ファイル】-【ファイルの挿入】でカレントウィンドウに他のファイルの内容を読み込むことができます。

報告書や議事録などの定型書類のテンプレートを用意しておくと、便利です。


◆折り返し直前に改行挿入

【ツール】-【文書整形】-【折り返し直前に改行挿入】を実行します。実行前には折り返し桁位置を改行を挿入するために1桁多く設定してください。

◆行頭に文字挿入

箇条書きにするときなど、その範囲を選択して、【ツール】-【文書整形】-【行頭に文字列を挿入】で「・」を挿入することができます。


◆文字数カウント文書カウント

【ツール】-【文書カウント】を実行すると、文字種ごとにカウントした結果を表示することができます。
なお、選択範囲のバイト数は、ガイドラインで確認ができます。


◆オートインデント

改行を挿入すると、自動的に直前の行と同じ位置まで空白文字を挿入する機能をオートインデントと言います。【設定】-【環境設定】-【動作】タブで「オートインデント動作」にチェックを付けてください。

オートインデント

◆メーラーへ送る

ファイル編集中に【ファイル】-【メールへ送る】を実行すると、メーラーが起動し、カレントウィンドウ内のテキストがメール作成画面に挿入されます。
1行目の内容が件名になります。

メーラーへ送る