さまざまな屋根伏せ図を作成するために、自動計算されるGLからの基準位置の高さ以外に、特定の場所のGLからの基準位置の高さを計算する必要があります。ここでは、特定の場所のGLからの基準位置の高さを計算する方法を説明します。(自動的に屋根面の高さを合わせる機能についてはこちらをご覧ください)
上図の「X」の高さは、「距離」と「勾配」がわかっていれば、次の公式で計算できます。[X]=[距離]×[勾配]例えば、距離=3640mm、勾配=4.0寸(4/10)とすると、3640×0.4=1456mm上図のGLからの基準位置の高さが「6160mm」だとすると、「X」の高さは6160+1456=7616mmとなります。
この計算方法をマスターしておくと、GLからの基準位置を設定する壁がなかったり、屋根の傾斜途中に別の屋根を掛けたりするときに、GLからの基準位置の高さが計算できます。
実際に屋根伏せ図を作成するときを例に説明します。上図は「半切り妻屋根」の屋根伏せ図の例です。青色の半切り妻部分の屋根面を作成するときに必要なGLからの基準位置の高さを計算してみます。・切り妻部分の屋根面のGLからの基準位置の高さを「6160mm」・勾配は「6寸」・切り妻部分から半切り妻部分の基準位置までの距離を「2503mm」とした場合、半切り妻部分の「●」の高さは、2503×0.6=1501.8mmとなります。これに切り妻部分のGLからの基準位置の高さ「6160mm」を足した6160+1501.8=7661.8mmが、半切り妻部分のGLからの基準位置の高さになり、正しい基準位置が設定されていると、立体化したときに屋根が正しく立体化されます。