概要：3D医療施設デザイナー11とは

3D医療施設デザイナーは医療施設や福祉施設向けに開発した3DCGソフトで、2018年10月に販売を開始しました。製品に収録されている様々な3D素材をマウスで配置することで、医療施設を簡単＆スピーディーに作成できる点が好評です。

また、同ソフトで作成した3Dイメージは、イエクラウド（3Dイメージ共有アプリ／製品オプション）によるテレ・コミュニケーションや、メガソフトVRソリューションによる空間の実寸体験など多彩なシミュレーション方法に展開が可能です。

これまで医療施設向けの機器・設備メーカーに多く導入されており、医療機器提案を行う営業マン自らが、機器・設備導入後のレイアウトの3Dイメージを作成し、プレゼンテーションツールとして活用されています。
※右図参照：3D医療施設デザイナー導入ユーザーの業種分布（2020年7月現在）

メガソフトは今後、医療機器・設備メーカーはもちろん、医療施設や福祉施設を手掛ける設計事務所、医療系ディーラー・販社らへも当製品の活用を働きかけ、医療スタッフとの合意形成ツールとして、より良い施設づくりに役立てて欲しいと考えています。

＜参考＞
イエクラウド製品情報⇒　https://www.megasoft.co.jp/iecloud/
メガソフトVRソリューション・医療系導入事例⇒　https://www.megasoft.co.jp/3dmed/vr.php
前バージョン公開時のNR⇒　https://www.megasoft.co.jp/publish/2018.html

3D医療施設デザイナー11の新機能

＜高画質3Dライブスクリーン Pixage（ピクサージュ）の搭載＞

操作画面上の3Dイメージ（パース）をよりリアルに表示する「高画質3Dライブスクリーン Pixage（ピクサージュ）」を搭載。視点変更やウォークスルーもPixage画質で行えます。 またPixageには5つのアートフィルタを用意、1クリックで3D空間のイメージ調整が可能です。

▲診察室（歯科）の3Dイメージの比較
上段左：通常モード／上段右：Pixage画質「ナチュラル」
下段：Pixageのアートフィルタ「シック」「クール」「夕方」「夜」をそれぞれ適用

＜3Dイメージ共有機能の追加＞

作成した3Dイメージを360度パノラマ画像（jpeg形式）やARファイル（glTF形式）に出力することができます。
360度パノラマ画像はLINEやFacebookのタイムラインで、ARファイルはブラウザやARアプリでそれぞれ閲覧可能で、手軽なイメージ共有ツールとしても活用できます。
（※ARファイルの表示には、glTFのビューアアプリなどが必要です。）

▲検診エリア廊下の360度パノラマ画像
マウスを動かしたり、スマートフォンを動かすことで360度イメージを確認できる

また、メガソフトが提供するイエクラウドアプリにもAR機能を新搭載。当ソフトで作成した3Dデータを現実空間に出現させることが可能です。

＜収録3D素材を拡充＞

簡単・スピーディーに医療施設の3Dイメージを作成できる理由のひとつが、3D素材を豊富に収録している点です。
医療施設向けの3D素材の他に住宅や商業施設向けの家具・建具、人物素材も利用可能で、医療空間だけでなくエントランスや待合室、オフィス（医局や事務部門）やアメニティスペース等のデザインも可能、クリニック、病院全体の提案に活用できます。
特に医療系の素材収録メーカーは、前バージョン公開時より11社増え、医療施設用収録素材も1000点を超えました。

　
▲3D医療施設デザイナー11の素材収録協力メーカー一覧
医療系26社（左）と住宅・商業施設向け45社（右）の実製品を含む56,000点以上の3D素材を利用可能。
（2020年7月現在／各50音順）

メガソフトは今後も、医療・福祉施設を作る設計者と施設スタッフの合意形成ツールとして製品の改良を進めていくとともに、製品に収録する医療機器・設備・什器・家具などの3D素材情報提供メーカーと収録素材の拡充にも取り組んでまいります。

※その他の新機能・既存機能については、製品情報ページをご参照ください。
3D医療施設デザイナー製品情報ページ

ダウンロード画像

※本ページ内で使用している画像と製品ロゴのダウンロードはこちらから。
（下段左の360度パノラマ画像は、LINEのトーク、Facebookのタイムライン・メッセンジャーなどに投稿すると、360度パノラマとして閲覧可能です。）

※当ソフトで出力したARファイル（glTF形式）のダウンロードはこちらから（下図の3D素材2点）。

製品概要

※本ページに記載の会社名・製品名は、各社の登録商標または商標です。