ミュージックCDデザイナー ユーザーズ倶楽部
   
 

   音楽CDの焼き方        

 音楽CDを作成するには、ソースとなる音楽CDのトラックやWAVEファイルをCDライティングソフトに取り込むことから始まります。
  最も手軽に行なえるのは、手持ちの音楽CDに収録された曲を元に音楽CDを作る方法です。1枚の音楽CDを丸ごと取り込めば音楽CDを複製することができ、複数の音楽CDからトラック単位で取り込めば手持ちの音楽CDのベストコレクションを作ることができます。
  ライティングソフトに取り込んだ後は、パソコンに内蔵のCD-R/RWドライブまたは外付けのCD-R/RWドライブにブランクCD-Rディスクを挿入。「音楽CDフォーマット」でCD-Rディスクに書き込みを行ないます。  

  ミュージックCDデザイナー3
の場合は、[制作モードの選択]ダイアログボックスで「基本モード」を選択した後、[制作]タブ−[取り込み]タブにある再生・録音デッキで元になる音楽CDのトラックを表示。これを仮想CDデッキにドラッグ&ドロップするだけで取り込みが行なえます。
  CD-Rディスクへの書き込みは、[制作]タブ−[作成/出力]タブで出力形式が「音楽CD」になっていることを確認して書き込みボタンをクリックします。

  なお、音楽CDの作成には、CD-RWディスクではなくCD-Rディスクを使用しましょう。CD-RWディスクは記録面の反射率が低いため、CD-RWディスクで音楽CDを作成すると通常のCDプレイヤーでは再生できないことがあります。


   WAVEからMP3への変換        

  ミュージックCDデザイナー3では、[制作]タブ−[作成/出力]タブで出力形式をファイルに設定することが可能です。
  基本モードでは、WAVE/MP3/WMA/TwinVQの4種類から選択することができます。またジュークボックスモードでは、あらかじめ選択したファイル形式で出力することができます。
  これを利用して、オーディオファイルのフォーマット変換を行なうことができます。

  WAVEファイルをMP3ファイルに変換するには、[制作]タブ−[取り込み]タブにある再生・録音デッキで元になるWAVEファイルを選択し、録音ボタンをクリックして仮想CDデッキに登録します(ドラッグ&ドロップでも行なえます)。続いて[制作]タブ−[作成/出力]タブで出力形式に「MP3」を指定して、書き込みボタンをクリックしましょう。

なお、ここでは、WEVEファイルをMP3ファイルに変換する方法をご紹介しましたが、ミュージックCDデザイナー3では、WAVE/MP3/WMA/TwinVQの各フォーマットに対応していますので、たとえばMP3をTwinVQに、またWMAをMP3になど、対応しているファイルフォーマット間で相互に変換が実現できます。


  音楽CDの作成やファイルフォーマットの変換といった作業は、本来高度な知識が必要ですが、ミュージックCDデザイナー3なら簡単な操作で手軽に行なえます。
  ミュージックCDデザイナー3で、音楽CDの作成にチャレンジしてみましょう!

<木村公彦>

 

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