ミュージックCDデザイナー ユーザーズ倶楽部
   
 

   ミュージックCDデザイナー3に必要なパソコンって?        

■ひと昔前のパソコンでも大丈夫  

  最近はほぼ半年サイクルでパソコンの新製品が発表され、パソコンはどんどん高機能になっています。しかし、CDを作成するためには、必ずしも最新のパソコンである必要はありません。  
  一般的に、CD書き込みの作業で必要とされるパソコンの環境は――

C P U
  Pentiumプロセッサ133MHz以上
メ モ リ
  64MB以上
ハードディスク空き容量
  800MB以上

と言われています。
  上記CPUは、4倍速・2倍速でオンザフライ(ソースデータをリアルタイムにCDイメージに変換しながら書き込む方式)書き込みを行う場合のスペックで、オンザフライ書き込みを行わない場合はCPUのスペックはもう少し低いものでもよいでしょう。
  なお、最近では簡単に接続が行なえるUSB対応のCD-R/RWドライブが普及していますが、このようなドライブを使用する場合CPUは、200MHz以上のPentiumプロセッサが必要です。また、ハードディスク空き容量は、作成するCDのデータを保存しておく場合、80分の音楽データでは約800MBが必要です。
  では、古いパソコンと新しいパソコンとでは何が違うのでしょうか?
  新しいパソコンでは、処理速度の速いCPU、データ転送速度の高速なハードディスクやCD-ROMドライブを搭載しているので、高速な書き込み処理が安定して行なえるというメリットがあります。
  また、最近のパソコンはCD-R/RWドライブを搭載したモデルもあるので、ドライブを別途購入したり接続の手間がいりません。



■USB/IEEE1394対応ドライブを使うならWindows98 SE以降

  さて、ミュージックCDデザイナー3に必要なパソコンですが、これは以下のとおりです。

 対応パソコン
PC/AT互換機、NEC PC-9800シリーズ、9821シリーズ、PC98-NXシリーズ
 O S
Windows 95/98/98SecondEdition/Me/2000
 CPU
MMX Pentiumプロセッサ166MHz以上(Pentium IIプロセッサ266MHz以上を推奨)
 メモリ
16MB以上(32MB以上を推奨)
 ディスプレイ
800×600ドット(SVGA)/32,000色以上
 ハードディスク
ソフトのインストールに40MB、音楽データの保存領域1分あたり約10MB


  ミュージックCDデザイナー3は、ひと昔前のパソコンでも十分にCDの作成が行なえるので、古いパソコンのユーザーも心配はいりません。
  ただし、USB対応のCD-R/RWドライブを使用する場合には、USB端子を搭載しているパソコン、Windows98 SecondEdition以降のOSが必要となります。
  同様に、IEEE1394対応のCD-R/RWドライブを使用する場合には、IEEE1394端子を搭載しているパソコン、Windows98 SecondEdition以降のOSが必要となり、Windows98 SecondEditionで使用する場合は必ずマイクロソフトが配付している「Windows 98 SecondEdition IEEE 1394 デバイス ドライバのアップデートプログラム」(http://www.microsoft.com/japan/win98/downloads/contents/WURecommended/1394/)をインストールする必要があります。これは、本来OSで想定していたものとは別の仕様のIEEE1394の拡張カードが出たためで、こちらをインストールすることで、エラーの可能性などを低く抑えることができます。Windows Meや2000の場合は、その必要はありません。
  また、ミュージックCDデザイナー3では、CDジャケットの印刷機能、インターネットからのCD情報の取得機能、外部入力からの録音機能などを持っています。このような機能を活用するには、プリンタインターネット接続環境、パソコンのマイク/ライン入力端子がそれぞれ必要です。
  ミュージックCDデザイナー3の購入を考えている人は、一度自分のパソコンをチェックしてみましょう。

<木村公彦>


 

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