3Dオフィスデザイナー11オフィスレイアウト用語集バリアフリー新法

オフィスレイアウト用語集

オフィスレイアウトやオフィスデザイン設計のヒントになる用語について解説しています。

バリアフリー新法

バリアフリー新法とは、2006年12月に施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の通称。

学校、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、ホテル、事務所、共同住宅、老人ホームなど多数の者が利用する建築物は「特定建築物」と定められ利用円滑化基準適合の努力義務が課せられ、特に延床面積2,000㎡以上の施設は「特別特定建築物」と定められ利用円滑化基準の適合義務が課される。利用円滑化基準としては、通路幅120cm以上、出入口幅80cm以上、通路勾配1/12以下(高さ16cm以下の場合は1/8以下)、50m以内ごとに車いすが転回可能というような、具体的な数値基準が定められている。

2021年4月からは改正バリアフリー法が施行され、対策が遅れている公共交通機関(鉄道の駅やバスターミナル)で、ホームからの転落防止、エレベーターやスロープの整備などに力を入れることになった。



オフィスレイアウト検討・提案に!