対応OS：Windows Vista/XP/2000　 ※Windows XP/2000は、SP2以降
発売日：2007年8月31日
標準価格：155,400円（本体価格 148,000円）

「厨房プランナー」製品紹介ページ

DXF形式の2次元CAD図面を下絵としてトレースしたり、寸法情報を元にマウス操作で床・壁・柱をすばやく作図することができます。建具の設置や床・壁の表示色・使用素材の変更も自由自在。また、HACCP(※1)の取り組みへの確認のためなど、実際の床とは別に概念上のゾーンやエリアを塗り分けて表示・印刷することも可能です。

※1　HACCP
HACCP（ハサップ）とは、Hazard Analysis（危害分析） and Critical Control Points（重要管理点）の略で、食品の製造工程において発生する危害を分析し、その危害を抑え込む方法を決め、その方法を継続的にチェックすることで、安全な食品を作り出そうとするものです。
計画段階では図面上に清潔ゾーン・汚染ゾーンなどのゾーン設定をし、作業毎の従事者の動きを書き込むことにより、施設の最適化の検討をします。

パーツパレットから豊富に用意された各種厨房設備をドラッグ＆ドロップの簡単操作で配置。「板金もの」などのように、完全に一致する機器が収録されていない場合でも、収録機器に対してリアルタイムに図面に反映できる寸法調整が可能なうえ、詳細仕様を書き込めるので似た形状の機器を利用して無理なく設備計画を図面に反映することが可能です。
また、平面図上に表示がON／OFFできる、文字や線、図形を自由に追記することが可能です。さらに、ホール側で使用するテーブルやイス、カウンターなども用意されているので、社員食堂やレストランなど施設全体のシミュレーションが可能です。機器の配置、移動、回転などの操作が見たままの簡単操作なので、画面を見ながらの打ち合わせが可能になります。

２次元のレイアウト図から、ボタンクリック一つで、すばやく３次元パース図を表示することができます。機器とフードの関係や上棚の設置状況などはもとより、カウンター越しに見えるホール側の様子や、オープンキッチンの見え方まで、これまで２次元図面ではわかりにくかった空間の利用状況を確認できます。もちろん、それらのパース図を画像ファイルとして保存することもできます。
また、平面図上で軌跡を設定することで、複数の動線を動画（＝ウォークスルームービー）として再生・保存することも可能です。

レイアウトした設備機器は、簡単に集計することができるので、従来の“拾い出し作業”に伴う見落としが発生せず、図面への符番作業も大幅に軽減できます。集計では消費電力などの性能情報もその場で集計でき、施設のエネルギー条件とのチェックも瞬時に行えます。
また、作成した集計表は平面図に貼り付けるだけでなく、エクセルなどの表計算ソフトにも貼り付けられるので、機器明細表や見積書の作成、設備管理表などの作成時間が大幅に短縮できます。