携帯MP3プレーヤーで聴くためのMP3ファイルを作ってみよう
メモリの記録時間に合わせて、フェードアウトを使うのがポイントだよ


曲を集める


 操作方法は、基礎編のSTEP1と同じ。音楽CDだけでなく、MIDIやWAVEファイルからでも大丈夫です。


MP3ファイルを作成する


 MP3ファイルにしたいトラックを選んで[ファイル]-[トラックに保存]コマンドを実行すると、右に掲載した種類のファイル形式で保存することができます。

 MP3ファイルのどちらかを選んだ後、細かい設定画面が表示されます。

 ※MP3で保存するためには、MP3エクスポートエクステンションをインストールする必要があります。

 

<保存できるファイル形式一覧>
MP3ファイル 44.100KHz 16ビット ステレオ
MP3ファイル モノラル
WAVEファイル 11.025KHz 16ビット ステレオ
WAVEファイル モノラル
WAVEファイル 8ビット ステレオ
WAVEファイル モノラル
WAVEファイル 22.050KHz 16ビット ステレオ
WAVEファイル モノラル
WAVEファイル 8ビット ステレオ
WAVEファイル モノラル
WAVEファイル 44.100KHz 16ビット ステレオ
WAVEファイル モノラル
WAVEファイル 8ビット ステレオ
WAVEファイル モノラル

MP3プレーヤーにファイルをコピーする

 作成したMP3ファイルをMP3プレーヤーのメモリにコピーします。(方法はプレーヤーのマニュアルを参照してください)

メモリに無駄な部分ができていない?

 メモリの種類や枚数はプレーヤーによって異なりますが、一般的に16〜32MB程度のメモリが2枚内蔵できるようになっています。高音質のMP3ファイルを作ると4分程度の曲は約4MBになりますので、16MBのメモリなら4曲ほど収録することができます。ただし、この「4曲ほど」というのがクセモノで、少し容量がオーバーしているだけでも丸ごとその曲が入らなくなります。入らない部分だけを2枚目のメモリにコピーするということができないので、ただでさえ容量が少ないのに、持ち歩ける曲数はさらに減ってしまいます。

そこで、次のSTEPでは入りきらなかった曲を短くする方法を説明します。


曲を自然に短くする

 活用編のTry1で曲の一部を抜き出しましたが、同様にワンコーラス分などちょうどよいところを抜き出したり分割したりします。

 しかし、そのままではブツッと切れてしまいますので「フェードアウト」機能を使って徐々にボリュームが絞られ自然に曲が終わるようにします。

分割・フェードイン処理をして、再度、MP3プレーヤーへのコピーを試してみると、4曲分入り、無駄な部分が激減しました。

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