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パソコンFAXソフト STARFAX 2000

STARFAX2000を利用する環境を設定する
SFW2100
02/05/28

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詳細
   STARFAXの設定が正しく行われていなければ、「モデムがみつかりません」や、
送受信エラーとなり、「相手先ファクシミリからの応答がありません」「話し中です」などの
メッセージが表示されます。(エラー番号134、181、184、248など)

考えられる原因
   STARFAXをご利用いただくためには、まず、FAXモデムをWindowsで利用できるように
した後、FAXモデムと電話回線を正しく接続する必要があります。
※TA/ダイヤリアップルータ/ADSLモデムには、FAX通信のための機能はないため、
 アナログFAXモデムと組み合わせてご利用いただく必要があります。

対応方法/状況
   STARFAXの設定が正しく行われていなければ、「モデムがみつかりません」や、
送受信エラーとなり、「相手先ファクシミリからの応答がありません」「話し中です」などの
メッセージが表示されます。(エラー番号134、181、184、248など)

1.FAXモデムとWindowsの認識について
 FAXモデムがWindowsに正しく認識されていないと、STARFAXはご利用いただけません。
 次のチェックを行い、結果をご確認下さい。
 1.[コントロールパネル]-[電話とモデムのオプション]をクリック
 2.[モデム]タブをクリック
 3.STARFAXで使用するモデムを選択し[プロパティ]ボタンをクリック
 4.[診断]タブをクリック
 5.[モデムの照会]ボタンをクリック
 6.モデムとの通信後、返ってきた[コマンド]と[応答]を確認
 7.コマンド欄[AT+FCLASS=?]の応答欄に[0][1][2]のどれか、もしくは複数が入っていれば
  OK

2.FAXモデムと電話回線の接続について
 FAXモデムがWindowsに正しく認識されていれば、次はFAXモデムのLINE端子と
 電話回線の配線を確認します。
 ※FAXモデムはパソコンに内蔵されているものが多く、FAXモデムのLINE端子は、
  多くの場合パソコンの後ろ側に存在します。
  中にはLINEと記載されていないFAXモデムもございますが、パソコンもしくは
  FAXモデムの説明書をご覧いただき、正しく接続して下さい。
  (PHONE端子には接続せず、必ずLINE端子へ接続して下さい)
 ・一般回線
  壁から配線されている電話線を、パソコンのFAXモデムのLINE端子へと接続
 ・ISDN回線
  TA(ターミナルアダプタ)/ルータのアナログポート(TEL1やTELAと表記されている
  ことが多い)に電話線を接続し、その電話線を、パソコンのFAXモデムのLINE端子へと
  接続します。
  通常、TEL1(TELA)には電話機が接続されていると思われますので、FAXモデム
  への接続は、TEL2(TELB)側のアナログポートへ接続します。
 ・ADSL回線
  スプリッタの電話ポートに配線分配器を取り付け、分配器へ取り付けた電話線の
  一方を電話機へ、もう一方の電話線をパソコンのFAXモデムのLINE端子へと接続します。
  ※PHONEポートを持っているFAXモデムをご利用の場合、別の配線方式があります。
   スプリッタの電話ポートに接続した電話線を、パソコンのFAXモデムのLINE端子へと接続
   しパソコンのFAXモデムのPHONEポートを電話機に接続します。

3.STARFAX2000の設定について
 配線の確認が終了したら、STARFAX2000の確認へと移ります。
 @スタートメニューより[プログラム]-[STARFAX2000]-
  [STARFAX環境設定]-[ローカルモデム]画面を開く。
 A[ダイヤルのプロパティ]を開き、トーン、パルスを確認。
  ※ご利用の回線種別が分からない場合は、NTT(電話番号116)でご確認下さい。
 Bスタートメニューより[プログラム]-[STARFAX2000]-[STARFAX環境設定]
   -[ローカルモデム]-[モデムの詳細設定]画面を開き、次のように設定する
   通信速度:14400
   圧縮方式:MR
   最小伝送時間:AUTO
   エラー訂正機能を利用する:チェック無し
   クラス設定:Class1機能を使用する
   フロー制御設定:ソフトフローにて初期化するチェック有り
   モデムイニシャルコマンド:右ボタンから+fclass=1を選択
   STARFAXの優先度:普通

  ※上記設定で通信エラーが発生する場合、次の設定をお試し下さい。
   通信速度:9600、4800
   圧縮方式:MH
   最小伝送時間:AUTO、40
   エラー訂正機能を利用する:チェック無し
   クラス設定:Class1機能を使用する
   フロー制御設定:ソフトフローにて初期化するチェック有り
   モデムイニシャルコマンド:右ボタンから+fclass=1を選択
   STARFAXの優先度:普通、低い

4.発信確認
 お手持ちの携帯電話にたいして、STARFAXよりFAX送信テストを行ってみて下さい。
 当然FAX受信は行えませんが、STARFAX側から正しく発信できておりましたら着信
 を確認することができます。
 
  
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