照明計算がまだ十分でない場合、模様が出てしまうことがあります。また、変換したデータの場合、両ソフトの仕様上の違いから、不自然な模様や影が発生してしまうこともあります。
その場合、下記の方法にて、設定をご変更いただくことで、不自然な影を抑えることができます。
【手順】
- 照明計算をする前のモデリングウィンドウで、該当するパーツの「パーツ編集ウィンドウ」を開きます。(注1)
- 黒ずんでいるところの「面」をマウスで選択します。(階層メニューからも選択することが可能です)
- ダブルクリックして、「形状の設定」ダイアログを表示させ、「この形状に影を落とさない」にチェックをいれます。
- 「OK」ボタンを押してダイアログを閉じ、次にそのパーツのパーツ編集ウィンドウを閉じます。(変更を保存して閉じてください)
- 再度、照明計算を実行してください。
また、「この形状に影を落とさない」のほか、「他の形状に影を落とさない」の設定を行うことで、不自然な影を抑えることができます。
(注1)
ファイルを開いた直後の状態では、個々の壁やパーツを選択することができないため、編集用のウィンドウを開く必要があります。
まずは部屋全体を選択し、そのままダブルクリックで編集ウィンドウを開きます。これで個々のパーツが選択できる状態になり、壁も一枚ずつ選択できるようになります。選択すると黄色くなるので、ダブルクリックして設定画面を表示して、設定を行ってください。
【参考】
設定方法を動画で解説しています。
デジタルガイドブック ※[ライティング]-[影の有無を設定する]を選択。 |