【導入企業】 株式会社 良品計画
「無印良品」ブランドを中心とした店舗事業を展開している。
【SIer】株式会社ブレイクスルー・ネットワーク
主にインフラの構築からアプリケーションの開発を行っている。
今回はSTARFAXによるFAXサーバーシステムを導入された株式会社良品計画の安田氏と、発注システムへの組み込みを行った株式会社ブレイクスルー・ネットワークの佐藤氏にお話を伺った。
株式会社 良品計画
情報システム担当 運用管理課長 安田俊治氏
良品計画ではSTARFAX導入前は顧客からの発注対応において、販売終了製品のパーツなど通常発注以外のものは、店舗からメーカーまで全て紙のFAXでおこなわれていた。
安田氏「FAX全般に言えることですが、紙による管理はとても大変でした。量が多くなってくるとかさばるし、検索もできない。そのため注文がどの状態にあるのか、すぐにわからないという問題がありました。」
そこで安田氏は、システム構築で信頼のおけるブレイクスルー・ネットワークの佐藤氏に仕事を依頼した。
佐藤氏「システムを検討するにあたり、最初は全てWindowsサーバーでつくろうという案もありましたが、開発期間の短縮も考慮し、実績のあるFAXソフトを使うことに方向転換しました。そこでFAXシステムについて詳しい知り合いに相談し、STARFAXのサーバーシステムをご提案させていただくことにしました。STARFAXはAPIやファイルインターフェースが整っているので、開発効率も良いだろうという印象を受けました」
そして、良品計画は顧客からの発注対応において、紙FAXを使用していた部門にSTARFAXを組み込んだサーバーシステムを導入することを決めた。
安田氏「STARFAXサーバーシステム導入後は、店舗から本部への発注がFAXから社内ネットワークにオンライン化され、発注データを元に本部からメーカーへ伝票がペーパーレスでFAX送信できるようになりました。発注状態がWebのイントラネットでわかるようになったことで情報の「共有化」と進捗状況の「見える化」が実現し、管理がとてもしやすくなりました」
今後、安田氏はSTARFAXサーバーシステムの利用部門を増やして、現在、紙FAXで発注している部門も全てSTARFAXのシステムに統合する意向とのこと。
佐藤氏「回線増設や送受信に関する設定が簡単にできること、またこうした変更がFAXシステム本体とは別個に独立して行えるため、非常に使いやすいソフトウェアだと思います」
導入から約3年が経過した現在、良品計画はSTARFAXサーバーシステム導入により業務効率が飛躍的に上がっているそうだ。
株式会社ブレイクスルー・ネットワーク
代表取締役 佐藤貴之氏