ホームサポートテキストエディタ MIFESシリーズTIPS > 入力・編集編 #1 切り貼り機能

#1 切り貼り機能
ドラッグでできる切り貼り操作
テキスト編集に欠かせない機能のひとつに、切り貼り機能があります。

MIFESも【編集】メニューや右クリックメニューから各切り貼り機能を実行できますが、ドラッグ&ドロップの操作でも行うことができます。

選択状態の文字列の上にマウスカーソルを重ねて、移動したいときはドラッグ、複写したいときはキーボードの[Ctrl]キーを押しながらドラッグし、目的の位置でマウスのボタンを放します。

ドラッグして文字列を移動

MIFESでは、マウスドラッグで切り貼り操作を行ったときも、選択した文字列がクリップボードに記録されますので、2箇所目以降は【貼り付け】機能で貼り付けることができます。

なお、MIFESには「選択モード」という考え方があり、文字単位の選択は、選択モードなしの状態と選択モードに入った状態での選択が行えますが、どちらも同じ「クリップボード」というカットバッファを使用します。
クリップボードはWindowsで共通なカットバッファなので、ワープロソフトや表計算ソフトなど他のアプリケーションとデータのやり取りも行えます。

選択モードに入ると検索やジャンプ、スクロールの各機能が実行できるため、広範囲の選択なども楽に行えます。

4つのバッファを使い分ける
MIFESで使用するカットバッファについて、もう少しご紹介しましょう。

MIFESの切り貼り機能では次の4つのカットバッファを使用することができます。
使用するカットバッファは選択モードによって異なり、選択モードはツールバーの「選択ボックス」をクリックして切り替えることができます。

キー操作画面
[テキストモード]の場合

・クリップボード(文字単位の選択時)
・行カットバッファ(行単位の選択)
・箱型カットバッファ(箱型での選択)

[バイナリモード]の場合

・バイナリカットバッファ
行カットバッファ、箱型カットバッファ、バイナリカットバッファはMIFES独自のカットバッファ(実体はハードディスク上のファイル)で、終了時に削除されますが、終了時に削除しないように設定を変更することができ、カットバッファを残すことで、切り貼り作業を次回に引き継ぐことができます。

(【環境設定】-【起動】タブ-「カットバッファファイルを削除して終了する」)

次の図は4つのカットバッファを使った例です。
カットバッファごとに貼り付ける機能も違いますので、状況にあわせて使い分けるととても便利です。
文字列選択
テキストファイル1
コピー
クリップボード
貼り付け
 
行選択
テキストファイル2
コピー
行カットバッファ
行貼り付け
 
箱型選択
テキストファイル3
コピー
箱型カットバッファ
箱型に挿入
 
バイナリモードでの選択
バイナリファイル4
コピー
バイナリカットバッファ
数字に変換して貼り付け
各カットバッファから貼り付けたテキスト
このページの感想をお聞かせください。

 

わかった

わかりにくかった

知っていた

コメント(感想・知りたい情報など)