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#4 キーボードマクロを使おう
キーボードマクロでコマンドが作れる?
MIFESは、オリジナルコマンドを作ることができます。その一番簡単な方法がキーボードマクロです。

キーボードマクロは、実際に行った操作を記録して、記録した手順で繰り返し実行できる手軽で便利な機能です。

ここではカーソル行全体を 【 】 で囲むキーボードマクロを作ってみましょう。

画面例

1.操作を記録する

まずは、次の手順で操作を記録します。※実際に記録したい操作は(2)〜(5)の操作です。

(1)ツールバーの定義開始ボタンをクリックして、キーボードマクロへの記録を開始します。
(2) Ctrlキー←キーで行頭へ移動します。
(3) 「【」を入力します。
(4) Ctrlキー→キーで行末へ移動します。
(5) 「】」を入力します。
(6) ツールバーの定義終了ボタンをクリックして、キーボードマクロの記録を終了します。

※行頭/行末へ移動のキー操作は、設定により異なる場合があります。

※記録の途中で操作を誤ったときは、定義終了ボタンをクリックして記録を中止し、もう一度始めから記録しなおしてください。

※キーボードマクロには記録できない機能もあります。詳しくはヘルプを参照してください。

2.実行する

1.で記録した手順を実行します。

(1) ツールバーのキーボードマクロ実行ボタンをクリックします。
(2) 実行してみて上手くいかなかったときは、もう一度定義しなおしてください。

※キーボードマクロの実行方法にはキーボードマクロ実行ボタンで実行する【1回実行】と、回数を指定して繰り返し実行する【指定回数実行】があります。

※【1回実行】や【指定回数実行】で実行できるのは、「現在のキーボードマクロ」だけです。最後に記録したキーボードマクロが「現在のキーボードマクロ」となります。

ライブラリに登録しよう

繰り返し実行したいキーボードマクロはライブラリに登録しましょう。

ライブラリに登録したキーボードマクロは【ライブラリから取出】機能で実行できるようになります。
よく使う複数のキーボードマクロを使い分けたいときは、ユーザー定義バーやメニューなどに登録しておくと【ライブラリから取出】を行なわずに実行できて便利です。


ライブラリへの登録

ライブラリへの登録は、【マクロ】-【キーボードマクロ】-【ライブラリに登録】で行えます。

ダイアログボックスの「現在のキーボードマクロ」欄に説明文と定義内容が表示されています。
説明文は初期状態では「定義内容」の1行目と同じになっています。このままでも支障はありませんが、なるべく後から見てわかるように書き換えておいてください。

ダイアログ下の「ライブラリ」欄で「キーボードマクロ未定義」の行を選択し、[登録:置き換え]ボタンをクリックするとライブラリに登録できます。

キーボードマクロをライブラリへ登録


参考:

【設定】-【環境設定】-【その他】タブの「キーボードマクロ定義時にライブラリ登録」にチェックをつけておくとキーボードマクロへの操作記録の終了時に定義終了をクリックしたタイミングで、【ライブラリに登録】のダイアログが表示され登録することができます。


ライブラリのキーボードマクロを実行する

ライブラリには複数のキーボードマクロを記録することができ、現在のキーボードマクロ以外を実行したいときは、【マクロ】-【キーボードマクロ】-【ライブラリから取出】で実行したいキーボードマクロを取り出して、現在のキーボードマクロに指定する必要があります。

キーボードマクロをライブラリから取り出して実行


ユーザー定義バーなどに割り当てる

ユーザー定義バーやメニューに割り当てるときは、各カスタマイズ画面から表示される「変更する機能の指定」ダイアログボックスの機能種別[キーボードマクロの実行]を選択すると、ライブラリのキーボードマクロが機能欄のリストに表示されます。

例:ユーザー定義バーにキーボードマクロを登録(ユーザー定義バーのカスタマイズ)

(1) 「ユーザー定義バー1」または「ユーザー定義バー2」をダブルクリックします。
(2) 登録したいボタン位置を選択します。
(3) [機能を変更]ボタンをクリックすると、「変更する機能の指定」ダイアログボックスが表示されます。
(4) 機能種別で「キーボードマクロの実行」を選択して、ボタンフェイスに名前をつけて[変更]をクリックします。

ユーザー定義バーにキーボードマクロを登録

≪メモ≫

ライブラリはMIFESをインストールしたディレクトリにある「MIW.LIB」というファイルです。MIFESの再インストールを行う前にこのファイルを退避しておけば、作成したキーボードマクロを引き続き利用することができます。

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