mm3d32.dllでエラーが発生する

現象
パーツを読み込む際またはテクスチャを設定する際に「読み込みに失敗しました」と表示される。 正常に置けるパーツもある
上記のエラー表示後、「mm3d32.dll」で異常終了する。
ファイルを開くと、「ファイルオープンに失敗しました」と表示され、さらに「mm3d32.dll」で異常終了する。

3D画面から間取りに戻り、再度立体化するとこのエラーが発生する。


考えられる原因@ 3DRモードの描画の限界に達している。
 

3Dマイホームデザイナーでは描画方式として「3DR」と「OpenGL」の
2つの方式を用意しており、「3DR」方式を 標準として採用しております。
3DRモードの場合、作成されるファイルサイズについては、目安として
5MB程度(※環境によって異なる)が限界といわれています。
ただし直接的な引き金はファイルサイズ自体にあるのではなく、テクスチャ数であったり、ポリゴン数(面の数) であったりします。
このため、テクスチャが多く貼られているパーツ等を配置するとこのようなエラーが生じる 場合があります。

テクスチャの制限は主に3DRの限界、ポリゴン数の場合は3DRまたはメモリの限界によるものです。 そして、これはお客様の環境(HDD、メモリ)および作成するデータの特徴(複雑な形状だがテクスチャは少ない、逆に形状は非常にシンプルだが、テクスチャが多い、等)によって、数はここまで、といった明確な表現はできません。

対処方法@ 3DRをOpenGLに切り替える
  OpenGL対応のグラフィックボードを搭載した環境であれば、グラフィックライブラリの切替で起動モジュールを「3DR」から「OpenGL」に切り替えてご使用ください。また、この環境でなくとも、「3DR」モードをオフにする、ということだけで改善される場合もあります。
[操作手順]
  1. 3Dマイホームデザイナーを起動中であれば、ファイルメニューから[メインメニューに戻る]を選択してください。
  2. メインメニュー左下の、「グラフィックスライブラリの切替」を選択します。
  3. グラフィックスライブラリの切替」ウィンドウが表示されますので、「OpenGL」にチェックをつけて「変更」をクリックしてください
  3. モジュールが正常に切り替わると「切替えに成功しました」という確認ダイアログが表示されますので「OK」をクリックしてください。3Dマイホームデザイナーを起動するとOpenGLモードで起動します。

考えられる原因A ハードディスクの空き容量が足りない。
.

ソフトを動かす為にはOSがインストールされているドライブの空き容量も必要です。この容量が不足している。

対処方法A 空き容量を確保する
  インストールで占有するプログラム自体の容量とは別に、操作する際にも空き容量を確保しなくてはなりません。空き容量が十分でない場合は、不要なファイルを削除したり、使用していないアプリケーションをアンインストールするなどして、ハードディスクの空き容量を少なくとも100MBは確保することをお勧めします。
※ここで、空き容量を確保するハードディスクドライブとは、Windowsシステムがインストールされているドライブを指します。

考えられる原因B ファイルサイズが大きすぎる
対処方法A ファイルサイズを軽減する
外観と内観を別々のファイルとして作成するなど、ファイル分けをして作成する。
テクスチャの数をなるべく減らす。また、テクスチャを貼るのは、作成最後の段階にして、貼る前にファイルを保存しておく。
同じパーツをいくつも使用する場合は「リンクコピー」機能を使用する。

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