パソコンFAXソフト「STARFAX(スターファクス)」シリーズ

ファクスサーバーシステム構築事例

構築事例

【導入企業】 株式会社 ふじや

常務取締役 辻崎隆幸氏(写真右)

「法善寺あられ」を中心とした各種食品の製造販売事業を手掛けている。

【SIer】ユーザックシステム株式会社

ソリューション営業部 第一営業グループ 部長 松尾好二氏(写真左)

企業の戦略情報システム、Webシステムの構築およびコンサルをおこなっている。

今回はWindows XPのサポート終了に伴うシステム見直しで、STARFAXによるFAX
サーバーシステムを導入した株式会社ふじやの辻崎氏と、システム構築を担当し
たユーザックシステム株式会社の松尾氏にお話を伺った。


導入顧客
株式会社 ふじや(「法善寺あられ」の製造販売・店舗事業を展開)

導入顧客のファクス必要性
セキュリティポリシーからインターネットは利用せず、見積書・発注書は
ファクスで送信している
導入の目的
WindowsXPサポート終了に伴うソフトウェアバージョンアップで複合機からのFAX送信ができなくなったため、パソコンファクスシステムに移行した。
導入のポイント
1) 3か所の拠点からサーバーに接続して送信できる
2) FAXソフトとしての導入実績
3) 組み込みの柔軟性

導入の経緯と効果

Windows XPのサポート終了で管理ソフトのFAX機能が使えなくなった

株式会社 ふじや 常務取締役 辻崎隆幸氏

株式会社 ふじや
常務取締役 辻崎隆幸氏

株式会社ふじやでは、受発注管理をコンピュータで管理していますが、セキュリティ的な観点からインターネットが閲覧できない環境で運用されています。そのため、得意先への見積書や工場などへの発注書はすべてFAXで送付しています。これまでは受発注管理ソフトが複合機を経由してFAXを送信していました。
今回、Windows XPのサポート終了に伴い、受発注管理ソフトをバージョンアップすることになりましたが、新しいバージョンでは複合機をサポートしないことがわかりしました。

辻崎氏「世の中でFAXの利用が少なくなっているからかもしれませんが、当社にとってはFAXによる発注書の送信は必須の機能なので、ユーザックさんに解決策を探してもらいました。」

松尾氏「複合機というハードウェアが使えないということで、ソフトウェア的な解決方法を検討しました。ふじやさんでは本社、物流センター、工場の社員15名が本社の受発注管理ソフトを使って発注書をFAX送信しています。複合機に代わってこれらを実現できるパソコンFAXサーバーシステムとして見つけたのが「STARFAX ServerSDK」でした。」

要望仕様に対応してもらい、安心して利用できている

STARFAX Server SDK導入後、従来の複合機の代わりとして運用を開始しましたが、送信エラーレポートの出方が複合機の時と違う点が問題になりました。

辻崎氏「同じ送信エラーレポートが2回出てきたり、レポート自体がエラー内容と送信原稿の2枚になって出てきたりしたんです。特に後者の状況は、当社のように何人もの営業マンがたくさんのFAXを送信する環境だと、エラーレポートなのか普通に印刷した書類なのかがわからなくなるんです。なのでこれらの状況をなんとかしてほしい、と要望しました。」

松尾氏「前者の問題は設定の変更で対処できました。後者の問題は仕様改善をメガソフトさんに要請して、1枚の紙にエラーレポートと配信できなかった原稿イメージを印刷する仕様にしてもらいました。仕様変更に2か月ほどかかりましたが、それ以降は安定して運用してもらえるようになりましたね。」

辻崎氏「新しいシステムに変更して半年たちましたが、その後はまったく問題なく使えています。当社の要望にもスピーディーに対応してもらえたので満足しています。」

Windows XPで運用している受発注管理システムなどで複合機からFAX送受信を利用している企業にとって、「STARFAX ServerSDK」はOSアップデートの際の有力な選択肢といえそうです。

ユーザックシステム株式会社 ソリューション営業部 第一営業グループ 部長 松尾好二氏

ソリューション営業部
第一営業グループ 部長
松尾好二氏

導入システム概要

導入システム概要図


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