インタビュー Interview

仕事でのNeo2活用術

vol.3 モデルハウスのコーディネート

ゾーニング検討からデザイン、そしてプロモーションまで3Dは有用です。

ハウスメーカーのインテリアコーディネーターとして600棟以上の住宅のインテリアコーディネートに携わりました。
またモデルハウスのプランニングも積極的に企画し、手掛けたモデルハウスが照明デザインのコンクールでインテリアコーディネーター賞を受賞。 その後、独立してインテリアデザイン事務所を立ち上げ、個人邸からモデルハウスまで毎月50件以上の案件をコーディネートしています。
すべての提案に3Dソフトを使っていますが、特にモデルハウスのプランニングでは、あらゆる段階で3Dパースを活用しています。モデルハウスの検討をする人間は私を含めて全員が建築のプロですが、空間の広がりやデザインは3Dで確認する ことでより確実にイメージを共有できるんです。

モデルハウスのコーディネート

活用の流れ

  1. 01

    モデルハウス
    企画開始

  2. 02

    初回打合せ
    (ハウスメーカーの
     営業担当、設計担当)

  3. 03

    10回目打ち合わせ
    (最短2カ月~
    通常6カ月の間)

  4. 04

      プラン決定

  5. 05

     建築工事

  6. 06

     引き渡し

モデルハウスのプランは、まずハウスメーカー側がある程度ゾーニングを決めた段階で初回の打合せに入ります。
メンバーはメーカーの営業マンと設計担当者、そして私の三人です。モデルハウスが個人邸と違うところは、「見せ場」を作ることですね。お客様に驚きと夢を持っていただくことがモデルハウスの役割の一つですから。
なので、メーカーのゾーニングプランをもとに、3Dソフトで検討用の空間を作ることも少なくありません。3DインテリアデザイナーNeoは手早く間取りプランを作成できるのがいいですね。
この段階ではラフな状態ですが、ウォークスルーで室内を移動してみて、動線や空間の広がりをチェックするのに役立っています。

初期段階の空間確認用画像

ホワイトモデルにしてシンプルな状態で家全体の空間デザインを確認しています。

モデルハウスのプランニングでは、ハウスメーカーとの打合せを10回以上行いますが、案件によっては着工まで2カ月ぐらいしか時間がないこともあります。
その時は、ほぼ毎週打合せをする感じですが、3回に1度は3Dパースを用意します。
打合せで決めたことを3Dパースに反映させて、全員がイメージを共有しながらデザインや仕様を詰めていく感じですね。
3DインテリアデザイナーNeoで3Dパースを作成しておけば、建てる前に完成形をリアルに再現できるので、打合せがスムーズに進みます。それに思わぬミスを防ぐこともできます。
たとえば、外観デザイン上のアクセントとして配置した窓が、室内デザイン側ではどうも収まりが悪い、ということがあるんですが、それも3Dパースなら施工前に気付くことができるんですね。

外観デザインのアクセントとして配置した窓のパース

外観のデザイン上のアクセントとして配置した窓だが、室内パースで確認すると収まりの悪いことが分かった事例です。

収まりが悪かったので修正したパース

窓の型と位置を修正することで、インテリアデザインを改善できました。

こうやってプランを完成させたら着工になりますが、現場がスタートしても3Dパースはまだまだ役に立つんです。
現場では大工さんが図面をもとに施工をしていくんですが、ベテランの大工さんといえども2次元の図面だけではわかりにくい部分があります。
そんな造作の収まりなども図面と一緒に3Dパースを見てもらうと、「あっ、分かった!こんな感じなんだね」って理解してもらえるんです。

S大工さんでも分かりにくい収まりの理解を助けた3Dパース

玄関周りの複雑な収まりの事例です。玄関框と、巾木と基礎を隠すためのタイル見切りが2段でステップがあり、関係が複雑に絡み合っています。大工さんに収まりを確認してもらうために3Dパースを提示しました。

こうやって様々な段階で活躍した3Dパースは、販促用の印刷物としても使われます。
住宅展示場って、オープン前に折り込みチラシなどで宣伝をしますよね。チラシを作る段階では当然まだモデルハウスは建っていませんから、私が作った3Dパースがイメージ画像としてチラシに使われます。
3DインテリアデザイナーNeoの3Dパースは、モデルハウスの初期段階から最後のPRまで、縦横無尽に活躍しているという感じです。

折り込みチラシに使われたパースその1

折り込みチラシに使われたパースその1

折り込みチラシに使われたパースその2

折り込みチラシに使われたパースその2

S石川さんの談話している写真

独立後、ほとんどのインテリアデザインに3Dパースを使っているという石川克友氏。
プランパースの制作効率アップもさることながら、3Dパース自体が評判を呼んで
新しい依頼につながっているとのこと。
LDK8

石川氏作成の3Dパース

globaldesign

東京都、埼玉県を中心に関東エリアを始め、全国のお客様のインテリアをコーディネート・プロデュースいたします。

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