ベータ版レビュー

平面図中心のプレゼンからリアルタイムで「魅せる」プレゼンへ。

平面図中心のプレゼンから
リアルタイムで「魅せる」プレゼンへ。

株式会社創匠 (従業員数:7人)
代表取締役 長尾 宗典

大阪市旭区で注文住宅を中心に家づくりを手掛けていますが、リフォームの依頼も毎月数件あります。

これまで3Dパースは新築のプランでは使ってきましたが、リフォームの場合は小さなものが多いので平面図と設備資料だけでプレゼンすることがほとんどでした。 でも今回、室内から外回りまで全面改装したいというご要望をいただいたので、3D住宅リフォームデザイナーを使って3Dパースでプレゼンテーションしました。 外観から間取りまで大きく変えるリフォームになると、やっぱり3Dで見てもらうほうがいいですからね。

住宅リフォームデザイナーはビフォーとアフターを見比べれる機能がある、ということなので、まず今住まわれている家を3Dで作成して、それをもとにリフォームプランのデータを作りました。
現状はお風呂がタイル地のステンレス浴槽なんですが、そういった旧式の設備もデータとして入ってたので、ビフォーの状態が作りやすかったですね。

そうやって作った二つのデータをノートパソコンに入れて、打ち合わせにお伺いしたんですが、たまたま日曜ということもあって、お子様も含めたご家族全員がいらっしゃったんです。
せっかくなのでテレビをお借りして、リフォームプランを大画面に映して見てもらいました。

今住まわれている家の3Dをセピア色で『思い出』っぽく、リフォームプランの方を斬新な色を使ったりメリハリのあるパターンにして2画面比較機能でお見せしたら、みなさん「こんなふうになるんだ!」「すごくわかりやすい」と、「ウケ」がすごくよかったですね。
今住んでいる家がちょっと懐かしく感じてもらえて、新しい家への期待も高まって。ビフォーとアフターを両方同時に見るとやっぱりイメージしやすいようです。

3Dの提案はこんな風に楽しんで見てもらえるのがいいですね。
お父さんは「ここにソファが置けるな」とか、お子さんも「ぼくの部屋、もうちょっと大きくして」とか、ダイレクトな反応や意見も聞けるんです。
3Dでイメージを具体的に伝えられると思い違いなどがなくなりますし、あれも追加したい、あそこもこうしたい、と夢がさらに広がって受注単価が上がることもあります。

2画面リンク リフォーム前の3Dパース リフォーム後の3Dパース

ぼくらにとって何よりいいのは「お客様と楽しく打合せできる」こと、これが一番です。
というのも、どうしてもお仕事でお伺いするので「とっつきにくい」「聞きにくい」と思われることが多いんですよ。
お客様も「こんなこと聞いていいのかな?」とか「こんなの頼んだら値段あがりそうやな」とか、もやもやしているところもあると思うんですよね。

そこで3Dで提案したら「この壁をもっとこっちへ寄せれますか?」「もっとこんな風にできる?」みたいな感じでだんだん楽しんでもらえて思っていることを引き出しやすくなるんですよね。

そんな意味でも、今回のような全面リフォームでの3Dパースを使ったビフォー&アフターはすごく有効だと思います。

プレゼン資料作り

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