提案書や図面を説明する場面でいろんなタイプの設計者を見受けます。
頭を掻いたり、しかめっ面をしたり、ハンカチで汗をふきながらしゃべったり、それが好感を呼ぶことなど思ってはいけません。
プレゼンテーションには、かっこよさも必要ですよ。
きたない指で図面を指し示したり、落ち着きなくあちこちを見たりせずに、背筋を伸ばして堂々と自信をもった態度で説明してください。
あなたが下を向いて一生懸命に説明していても相手は全くその気になっていなかったり、面倒くさそうにしている時もあるのですよ。
相手の目を見て反応を確かめながらプレゼンテーションをしてください。
あなたは設計者なのですから、「持ち帰って図面を検討してみます。」などとは言わないで、その場でお客さんの真の意図を確かめて、図面やイメージスケッチを描いてお客さんとのコラボレーションを図ってください。
それが、本当のプレゼンテーションともいえるのです。 |