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大倉清教 今週のひとりごと

■間違いだらけの設計

「部屋」の要求があるからといってやたらと間仕切りを配置する設計は、空間の開放感と自由度を奪い、人の交流を阻害することになります。
無造作に廊下や部屋を間仕切っていませんか?
それではまるで刑務所の独房のようになります。

壁面という壁面に収納庫を並べる設計は、訳のわからないものを押し込むには便利で死蔵文書の温床効果があります。
ごみ集積場をあちこちに設置しているようなものです。
どこに何があるのかを分かるようにするのが「収納」なのに必要なものを取り出しにくくしているのです。

知的ワーカーを狭いスペースに押しこめ、超効率的なスペース活用に躍起になっているくせに、あまり利用されないスペースにお金をかけて内装や家具のグレードが高くなっています。

高級管理職になり、離席率が高くなるほど窓際に広い天板をもつデスクが用意されています。
普段あまり使われない会議室や役員応接室は、立派な応接セットや会議テーブルがのさばっています。

オフィスのいろいろな不思議。
それらはあなたが設計して作り出していませんか?

Kepla Design Studio 大倉清教 

(8月11日)