地震や台風に強い家をつくろう!構造チェック ワンポイント講座
ワンポイント講座

第1話 知ってて安心!構造の基本
第2話 簡単!やさしい耐力壁の配置
第3話 知らないと 困る!よくあるケーススタディ
第4話 知ってるとちょっと差がつく!構造のヒント
第5話 役立つ「トリビア」
付録 耐震に関するQ&A

動画でチェック!

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専門家の先生からのアドバイス

安心して暮らせること

地震や台風のニュースでは、家が倒壊したり、傾いたりして避難せざるを得ないという光景をしばしば目にします。
多くの場合「大変だろうなぁ……」と、なにか他人事のように感じてしまいますが、日本に住む限り、誰にでも起こりうることなのです。

まず、家族を守る『シェルター』であること。それが「家」としての一番基本的な役目といえます。
シェルターになりうるために、『土地』『基礎』『工法』『構造』を考慮する必要があります。

地域によっては、例えば、毎年の台風がとても強い地域であるとか、数年に一度くらいは震度4程度の地震が起こる地域であるとか、特性がありますので、それらに応じた丈夫な家づくりが必要です。

さらに、地域だけでなく、その家が建つ『土地』の強さ(地盤)も、安心して暮らすためには、とても重要な要素となりますので、しっかりした敷地調査の結果をもとに土地の強さに応じた適正な『基礎』にします。

家づくりには、さまざまな『工法』があります。木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・2×4……。それぞれの工法に良いところとデメリットがありますのでよく比較することが必要です。
『構造』的には、シェルターとして必要十分なものをコストをよく考えて設計していきます。

普段の暮らしやすさが基本

間取りや動線は、普段の暮らしやすさを良く考えて設計していきます。

暮らしやすさを犠牲にしたり、外観デザインに制限を加えたりすることなしに、無理なく地震や台風の影響から家族を守るためのシェルターを実現する、そんな工法を選び、『構造』を検討することが必要です。

年代によって変わることを前提に考える

暮らし方は、その年代によって変化していきます。

家を建てたときの間取りが100点満点ではありません。子供ができたとき、入学・卒業そして就職、結婚……。
家族の成長に応じて、人数はもちろん、仕事や趣味によっては、朝起きる時間や食事のとり方、お風呂に入る時間などなど、さまざまな習慣が変わっていくのがあたりまえです。

『構造』的にそんな将来の変化を考慮して、間取りの変更も(リフォーム)で容易にでき、安心して新しい暮らし方にフィットする。
むしろ、変わっていく暮らし方とともに、家も変えていけるそんな楽しみ方がこれからは求められていくのでしょう。



専門家の先生のご紹介
上農 富朗(カミノウ トミロウ)似顔絵

株式会社 松興一級建築士事務所 代表取締役
管理建築士、一級建築士(昭和62年2月20日登録)、インテリアプランナー

個人住宅から共同住宅・テナントビル・工場まで設計監理に従事。特に建築構造を重視し、ハードとしての建築物とソフトとしての用途を融合した建物を目指している。

特に意識する設計の考え方として『建築物は、人間を最後まで守るシェルターである』『建築物は、人間のあらゆる営みに空間を提供する要素の1つである』『建築物は、その存在が街並みに溶け込み調和するものである』


記事更新日:2017年9月4日

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