3Dマイホームアルバム


お宅拝見!取材レポート
「3Dマイホームデザイナー」を活用して家づくりを実現されたユーザーを、とことんレポート!
   
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  とことん語り合うことで、満足度の高い家が完成〜ついに竣工「JeansHouse」〜
中村邸 (大分・別府市)
四季を感じる木の家は、10年にわたる”家づくり”研究の集大成
玄関に入ったとたん、ふわっと木の香りにつつまれました。別府湾が見渡せる丘の上に建つ中村邸は、県産材の「津江杉」をふんだんに使った木の家です。「裸足でどうぞ」という中村さんのお言葉に甘えて靴下を脱ぐと、木の床がやわらかく、太陽熱(OMソーラー)による床暖房でほんのり温かいのがわかりました。

「夏は夏らしく、冬は冬らしく過ごす、健康で心地よい暮らし」というコンセプトに共感し、OMソーラーを提唱する地元の高本建設(株)とともに中村さんが本格的な家づくりを開始されたのは、2003年10月のこと。
以降、綿密にコミュニケーションを取り合い、住まい方に対する想いをどのように空間として実現するか、双方が納得するまで試行錯誤を繰り返しました。昨年5月の上棟式には、メガソフトスタッフも出席。そして10月、「Jeans House」は竣工しました。

構想10年、じっくり時間をかけた家づくりの実例です。

上棟式の様子


 
生きた空間を作り出す「技」と「アイデア」〜家づくりの工程とソフト活用術〜 

当時大阪に住んでいた中村さんと、大分の高本建設との橋渡し役は、もちろん3Dマイホームデザイナーでした。発売当時からのファンで、誰よりもソフトを熟知していた中村さんが高本社長にソフトを勧め、以前から3Dに興味があったという高本社長がそれに応えて即購入。データを使った遠距離でのやりとりが始まったのでした。
(右図は完成までのスケジュール)

間取りプランの検討から実施設計までの3か月間はとりわけ密に連絡を取り合い、しっかり情報共有を行ったうえで、上棟式後は主に以下の3つのシーン(図内家マーク)でソフトを活用されたそうです。


完成までのスケジュール

1外装材のカラーシミュレーション

中村邸の外観は、1階部分がソフトリシン吹き付け塗装、2階部分がガルバリウム鋼板のツートンカラー。モスグリーンの鋼板と少し青みがかった壁は、3Dマイホームデザイナーの高画質出力機能で数パターンのイメージを作成した中から選ばれた落ち着いた配色。

外装材のカラーパターン

1階外壁と破風・鼻隠しのカラー組み合わせで、数パターン作成。外壁材や内装材の色や材質は、基礎や軸組ができあがってから実際の空間を見て決めていったとか。

2インテリアの検討

木の家の柱や梁の質感を表現するために、中村さんは3D画面で積み木を組み合わせるように空間を作成されています。その空間をさまざまな視点で見回すことで、家具の配置や配色を決めていかれたそうです。

パース図実際の写真

着工後、「こうしたら面白いのでは?」という中村さんのアイデアが取り入れられた、渡り廊下の格子。向こうに見えるのがダイニング。

3造作家具の仕様検討

収納類は、木の調和を大切にするために、ほとんどが造作家具として設置されていました。どこに何を収納するのか、寸法などの詳細仕様も3Dマイホームデザイナーで作成したイメージに書き込んで説明し、大工さんとのイメージ共有にも役立ったそうです。

造作家具1造作家具2

中村邸の家具の9割を占めるという造り付け家具。
阪神大震災の経験から、倒れない家具、収納物が飛び出さない家具を前提にしたのだそう。

 

家族みんながくつろげる等身大の家

中村さんの理想のわが家は、「家族がリラックスできる気安さと、欲しいものだけがそこにある、等身大の家」。そこで、高本社長は「いかにひろくゆったりと見せるか、生きた空間を作りだせるか」という点に何よりも力を注いだそうです。確かに、家の中に入ってみて驚いたのですが、外観の印象よりもずっとひろびろ、ゆったりとしています。

昨年11月に引っ越しを終えられ、中村さんの夢のわが家「Jeans House」はひとまず完成しました。でも、こだわりの家づくりは、まだ進化の途中。中村さんと高本建設との交流は、今も続いています。

わが家の自慢・お気に入り
  リビング  

 リビング


ソファを置かないフリースタイルのリビング
バルコニーに面した2階のリビングは、多目的スペースとしても使えるよう、ダイニングテーブルのセットのみ。「じかに床に座っておしゃべりしたり、寝ころんで昼寝したり、木の心地よさを感じられるように」ソファやラグ、テレビは置かないのだそうです。

写真は、バルコニー側からリビングの奥にある和室を見たところ。和室は障子を開放すれば、リビングの延長として使えます。 

  温泉  

 浴室


毎日楽しめるわが家の温泉
別府は温泉が豊富な土地で有名ですが、中村邸にも24時間いつでもOKの温泉が。「温泉がなければ、この地は選ばなかったかもしれません。おかげで母の不自由だった脚が良くなりました」。浴室に隣接する温室や庭の草花を眺めながら、の〜んびり……うらやましい!
 

 住宅設備


OMソーラーでいつも快適
玄関を入ってすぐの壁に設置された、中村邸の心臓部ともいえるOMソーラーのコントローラー。冬場や雨の日など、太陽が出ていないときは補助暖房が使えますが、運転中に太陽が出ると太陽熱優先となり、補助暖房が自動的に切れるようになっています。
常に空気の循環が行われているため、室内は湿気がなくいつも快適。冬の朝も「寒くて布団から出るのが億劫」なんてことは、一度もなかったのだとか。

【参考】
OMソーラー協会ホームページ
  ソーラーシステムのコントローラー
取材物件詳細取材物件詳細
所在地 : 大分県別府市
家族構成 : ご夫婦とお母様
ソフト購入 : 1996年12月
工法・構造 : 木造在来工法
敷地面積 : 199m2
建築面積 : 97m2
竣 工 : 2004年10月
用途地域 : 第二種低層住居
1階間取り図
2階間取り図
取材後記取材後記

中村さんが高本建設で家を建てようと思った決め手は、「実際に住まわれている方の家を何棟か見学させていただき、モデルハウスや住宅雑誌などでは絶対に味わえないその家のオーナーの住まい方が見えたから」だそうです。また、「仕事のていねいさを体感できた」とも。そんな家づくりのパートナーである高本社長が、「竣工、だけど未完成。住み始めてから家は進化する」とおっしゃっていたのも、とても印象的でした。
これまで、3Dマイホームデザインコンテストに出品されていた中村さんの“夢のわが家”は、単に格好良く細部まで作り込まれた空間ではなく、「こんなふうに生活したい」という中村流(Jeans House スタイル)のイメージだったことを、あらためて感じさせられました。

(レポーター 鈴)

 
ビルダー側の事例(PRO4活用事例)

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